オンラインカジノでアカウントが凍結される8つの理由と2つの解除方法
オンラインカジノ通称オンカジをプレイしていると、急にログインできなくなるなどのトラブルが発生します。単にインターネット環境が不調でログインできないだけだと思っていて、何度も繰り返してもログインできない場合があります。
すると、よく見たらアカウント凍結処分が下されていてログインできなかったというケースがあるのです。また、登録したメールアドレス宛にアカウント凍結を告げるメールが配信されて気づく場合もあります。
自分では、特に心当たりがないのにアカウント凍結されてしまうと、とても不安になるものです。では、アカウント凍結される理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、
- オンラインカジノにおけるアカウント凍結とは?
- オンラインカジノでアカウント凍結される主な理由
- オンラインカジノでアカウント凍結された場合の対処法
について解説しています。アカウント凍結されないように注意すると同時に、もし凍結されてしまった場合の対処法を学んで慌てず対応しましょう。
オンラインカジノのアカウント凍結とは
オンラインカジノにおけるアカウント凍結とは、主にオンラインカジノサービスで定める利用規約への違反が認められた際におこなわれる処分のことです。具体的には、対象アカウントに利用制限をかけることを指します。
アカウント凍結は、他にもアカウントロックやアカウントBANなどとも呼ばれています。アカウント凍結によって利用制限がかけられるわけですが、利用制限の内容は各オンカジサービスによって千差万別です。
最も重いアカウント凍結は、一切のサービスを利用できなくなるケースです。また、軽度なアカウント凍結の場合は、新規ゲームプレイができなくなったり、入出金ができなくなったりする、などがあります。
アカウント凍結と同時に、オオンラインカジノでゲームをプレイして稼いだ利益を没収するなどの処分が下る場合もあり、ユーザーにとってはとても大きな損失となり、また二度とオンカジでゲームを遊べなくなる場合もあるのです。
オンラインカジノでアカウントが凍結される8つの理由
オンラインカジノでアカウント凍結される場合、何かしらの理由があっておこなわれるのが一般的です。オンラインカジノは海外の業者が運営していますが、日本の業者では考えられない不条理な理由でアカウント凍結される場合もあります。
オンカジでアカウントが凍結される主な理由として、以下8つが挙げられます。
- オンラインカジノへ複数アカウント登録による凍結
- オンラインカジノのボーナス乱用によるアカウント凍結
- オンラインカジノの利用規約違反を繰り返すことによるアカウント凍結
- オンラインカジノへ入金した額の等倍消化のみで入出金を繰り返すことによるアカウント凍結
- オンラインカジノのアカウント登録情報の虚偽記載によるアカウント凍結
- 登録したオンラインカジノへ長期間ログインしないことによるアカウント凍結
- あまりにも長期的にオンラインカジノでの利益が大きい場合のアカウント凍結
- オンラインカジノ側の出金が通常よりも遅れているなどの原因でサポートへ連絡してアカウント凍結
各理由について、詳しく見ていきましょう。
オンラインカジノへ複数アカウント登録による凍結
多くのオンラインカジノサービスでは、新規アカウント開設時に新規登録者限定のボーナスを提供しています。ただアカウントを開設するだけで獲得できるボーナスとなり、お得感が強いですがあくまでも新規登録時のみが対象となります。
継続して利用しているユーザーに対しても多くのボーナスが用意されていますが、新規ユーザーを多く獲得したいため、各オンラインカジノサービスでは新規登録者向けボーナスが手厚い内容となっている場合が大半です。
そこで、悪意があるユーザーからすれば複数アカウントを作成して登録すれば、その都度新規登録者限定ボーナスを獲得できると考えがちです。また、より悪質な場合は家族名義でなりすましの形でアカウント作成するケースも散見されます。
ただし、オンラインカジノでは複数のアカウントを開設することを禁止している場合が大半で、もし複数アカウントの解説が発覚すると全てのアカウントが凍結されます。当然、なりすましで家族のアカウントを作成した場合も同様の処分が下ります。
また、注意したいのが同じ家庭内で同一IPからの登録した場合、複数アカウント登録とみなされるケースもある点です。例えば、兄弟でオンラインカジノをプレイする度に同じ住居の中でそれぞれが別にアカウントを登録した場合、同じIPとなりオンラインカジノ側で不正利用と判断される場合があります。
よって、あらかじめ開設前にサポートに同じ住居内から家族別々で登録しても問題ないのかを確認しておきましょう。ただし、オンラインカジノによっては1世帯に1アカウントまでと利用規約に明記されていることもあるため、規約の確認を忘れないようにしましょう。
他にも、同じ住居内でも家庭向けの回線とモバイル回線で各々使い分けるなどの対処をすれば利用可能な場合があります。
オンラインカジノのボーナス乱用によるアカウント凍結
オンラインカジノにおいて、少ない資金で効率よく稼ぎたい場合、ボーナスの有効活用する方法がおすすめです。入金ボーナスの場合、入金額と同額以上のボーナスが付与され、ゲームに利用可能です。
オンラインカジノ側としては、少しでもユーザーの注目度を集めようとして、各種魅力的なボーナスを提供しているのです。ただし、ユーザー側としてはボーナスを利用した不正なゲームプレイやボーナスを獲得できる時だけ、入金を繰り返すという形で利用されている方がいます。
このように、ボーナスを悪用したり乱用したりするユーザーのことを、オオンラインカジノ業界ではボーナスアビューザーと呼んでいます。もし、オンラインカジノサービスからボーナスアビューザー認定を受けると、系列グループ全体でアカウント凍結になる可能性が高いです。ボーナスアビューザーに認定されないためには、ボーナスの付与や利用に関する条件をしっかりと確認して、ルールに従って利用する必要があります。
オンラインカジノの利用規約違反を繰り返すことによるアカウント凍結
オンラインカジノサービスでは、必ず利用規約を設定して運営しています。利用規約では、アカウントの登録ルールや入出金、ゲームの遊び方まで事細かく規定されています。
もし、ボーナスを利用中にオポジットベットやベット上限を無視するなどの利用規約に違反した場合、ボーナスを取り消される措置を取られると同時に、意図的に何度も違反を繰り返すとアカウント凍結される可能性が高いです。
利用規約を確認しなくても登録しようと思えば登録できるため、真剣になって確認するユーザーが少ないのは事実です。それでも、違反するとアカウント凍結されるケースもあるので、一度目を通して規約違反しないように注意しましょう。
もし、悪意がなく間違って1回だけ規約違反してしまった場合などは、サポートへ正直に伝えることでボーナスの取り消しを免除してもらったり、アカウント凍結にまで至らないというケースもあります。
オンラインカジノへ入金した額の等倍消化のみで入出金を繰り返すことによるアカウント凍結
オンラインカジノに入金する際に、クレジットカードを利用できる業者が多いです。クレジットカードで入金すると、クレジットカード利用によるポイントを獲得できるため、等倍消化してすぐに出金すればポイントのみを獲得可能です。ベガウォレットなどの電子決済も同じですね。
また、クレジットカードで入金して銀行口座に出金すれば、クレジットカードの現金化も可能となります。以上のように、カジノで遊ぶことを目的としないような、明らかに不自然な入出金を繰り返していると、マネーロンダリングの疑いによってアカウント凍結のリスクがあります。
マネーロンダリングとは、犯罪によって得た収益を、その出所や真の所有者が確認できないようにして、捜査機関等による収益の発見や検挙などを逃れようとする行為です。反社会的組織やテロ組織を筆頭とする犯罪集団の資金源になるため、少しでも怪しい行動があるとすぐにマネーロンダリングと疑われてしまいます。
よって、入金額の等倍だけプレイしてすぐに出金するといった不自然な入出金は避けるように注意してください。
オンラインカジノへのアカウント登録情報の虚偽記載によるアカウント凍結
多くのオンラインカジノサービスでは、本人確認をおこなった上で正式にアカウントを発行しています。これは、オンラインカジノでは利用年齢を制限しているため、本人であることを確認する必要があるためです。
本人確認の方法としては、身分証明書の画像送付などを要求して、登録申請内容と相違ないかが確認されます。もし、本人確認書類とあまりにも違う内容が登録されていたりする場合、オンラインカジノ側の判断でアカウントが凍結になる場合があるので要注意です。
例えば、氏名や年齢などを偽って登録している場合は当然の処分内容となりますが、登録申請時に誤入力してしまっただけでも、相違があるとしてアカウント凍結となる場合があります。
よって、登録申請時には入力ミスがないか、よく確認した上で申請してください。
登録したオンラインカジノへ長期間ログインしないことによるアカウント凍結
オンラインカジノサービスでは、長期間利用していない場合にアカウントを凍結する場合があります。これは、利用規約にも明記されている場合が多く、例えば1年以上など長期的に利用が確認できない場合が該当します。
特に、本人確認もしていない場合はアカウントが凍結される可能性が高いです。なお、いきなりアカウント凍結になるのではなく、最初のステップではアカウント休止となり、それでも利用されない場合は凍結という流れを採用している業者もあります。
年数回しかプレイしない場合でも、定期的にログインしたり少額でもゲームをプレイすれば、利用しないことによるアカウント凍結を回避できます。
あまりにも長期間オンラインカジノでの利益が大きい場合のアカウント凍結
オンラインカジノサービスは、公共サービスではなくあくまでも民間企業として運営しているため、当然企業としての利益を追求しています。どのギャンブルでも同じですが、胴元はユーザーがベットした金額から自社の利益を控除しています。
オンラインカジノの場合、他のギャンブルと比較して控除率は低めであり、これはユーザー側からすればありがたいものです。一定の控除によりオンラインカジノサービス側の利益は担保されている中でも、あまりにも長期にわたって利益を出し続けられると都合がよくありません。
オンラインカジノでは滅多にないものの、本場のランドカジノと同様にプロお断りのような形で、アカウント凍結されるケースがあります。このケースはかなり稀なケースですが、一つのオンラインカジノではなく複数のオンラインカジノサービスを使い分けて利益分散するなどの対処が必要です。
オンラインカジノ側の出金が通常よりも遅れているなどの原因でサポートへ連絡してアカウント凍結
オンラインカジノサービスの中には、出金申請してもなかなか出金されないケースがあります。基本的には出金までの日数が規定されていますが、様々な事情で予定より遅れる場合があります。
また、オンラインカジノサービス側の資金繰りが厳しくなって、出金ができなくなるケースもあるのです。出金されない場合、不安になってサポートに問い合わせたくなります。
具体的には、ライブチャットで「支払いが間に合わない」などとクレームを言うと、実は高確率でアカウントが凍結になるのです。オンラインカジノでは、ギャンブル依存症を防止するためにあくまでも余剰資金でプレイすることを強く伝える義務があります。
そのため、数時間プレイするとリアリティチェックなどが表示されるカジノも多く見られます。そのような方針の中で、「出金が遅くて支払いが間に合わない」などと発言するのは、完全に余剰資金でプレイしていると判断できないので、強制的にアカウントを凍結する形をとっています。
上記ケースでは、凍結解除はかなり難しくなりますので注意が必要です。
オンラインカジノ側の都合で勝手にアカウント凍結されるケースもある
オンラインカジノの場合、特に不正を働いたわけでもなく規約にも違反していないのにもかかわらず、一方的にアカウントを凍結されるという場合も稀にあります。特に、新規オープンしたばかりのオンラインカジノや、マイナーなオンラインカジノで発生することが多いです。
この場合、担当者にも連絡がつかずに泣き寝入りしなければならない最悪のパターンと言えます。ライセンスが明記されている場合、集団で訴えを起こすという力業を使うこともできなくはありません。
ただし、書類を全て英語で用意したり時間と費用がかなりかかるので推奨できません。オンラインカジノを選定する場合にライセンスの有無は重要な要素となりますが、ライセンスを取得しているからと言って過信しすぎるのも注意が必要です。
アカウント凍結の実例があるオンラインカジノ3選
実際に、オンラインカジノを利用していてアカウント凍結となった事例が多く見られるサービスとして、以下があります。
- インターカジノ
- ライブカジノハウス
- カイジベット
各サービスで、どのような理由でアカウント凍結されたのかについて見ていきましょう。
インターカジノ
インターカジノでは、利用規約の中で長期間ログインしない場合はアカウントに制限がかかると明言されています。
放置アカウント
引用元:インターカジノ
12か月連続でアカウントでの取引がみられない場合には、ユーザーのアカウントは休止状態とみなされます。
Breckenridgeは、アカウントが休止状態となる1か月前までに、その旨をメールで連絡するものとします。
通常は、12ヶ月連続でログインしない場合、1ヶ月前に連絡が入りその際にログインすれば休止アカウント扱いとなりません。ただし、上記規約に該当しない短いスパンで同様の処分が発生するケースがあるのです。
なお、休止アカウント扱いになるとユーザーのアカウントから月々5%または$5のいずれか高い方に相当する金額を、管理手数料として徴収されてしまいますので注意してください。
ライブカジノハウス
ライブカジノハウスでは、2020年に大量のアカウント凍結が発生しました。実際に、以下のように公式Twitterでもアカウント凍結がおこなわれたことが表明されています。
なぜこのようなアカウント凍結が発生したかと言えば、ヴィーナスポイントによるポイントバック目的で等倍の入出金を繰り返していた人が多発したためです。ユーザーにとっては手軽に稼げる反面、ライブカジノハウス側としてはヴィーナスポイントに対して手数料を支払わなければなりません。
よって、ポイントバック目当てで利用したユーザーを一挙に凍結した形です。
カイジベット
カイジベットは、2023年に新しくオープンしたオンカジです。まだ運営実績が少ない中で、理由なくアカウントが凍結される事例が多数報告されています。
以上のように、キュラソーライセンスを取得していることを表明していますが、現時点では完全に信用できる状況にありません。
オンラインカジノでアカウント凍結された場合の凍結解除方法
オンラインカジノでアカウントを凍結されてしまった場合、そのまま泣き寝入りするのではなく、解除してもらいまた利用できるように手続きしましょう。ここでは、オンラインカジノでアカウント凍結された場合の凍結解除方法を紹介します。
サポートへ連絡し、アカウントが凍結された理由を確認する
先に紹介したとおり、悪意はないが不注意で規約を違反してしまってアカウント凍結されるケースがあります。その場合、サポートに連絡してアカウントが凍結された理由を確認してください。
アカウント凍結されてもログインできる場合は、ログインして問い合わせフォームなどから問い合わせてください。ログインができなくなった場合でも、公式ホームページなどから問い合わせできます。
単純に、手違いで規約違反をして自主的に申告した場合は、比較的アカウント凍結は解除されやすい傾向にあります。
登録したアフィリエイターに連絡して直接担当者に凍結解除の交渉してもらう
オンラインカジノに登録する場合、アフィリエイター経由で登録する場合が多いです。アフィリエイター経由で登録すれば、通常に登録するよりボーナスが増額されるなどのメリットがあります。
カジノフロンティアでも、様々なオンラインカジノサービスを紹介していますが、当サイトのように適切にアフィリエイターとして活動されている方から登録したのであれば、オンラインカジノのマネージャークラスの担当者と連絡を取れるケースが多いです。
そこで、アカウント凍結された場合にアフィリエイターに依頼して、凍結解除の交渉をしてもらうとうまくいく可能性があります。カジノフロンティアで紹介しているオンカジについては、各オンラインカジノのカントリーマネージャーなどと深く繋がりがある状況です。
カジノフロンティアからのご登録いただいた方であれば、力になれることが多いと考えています。
オンラインカジノのアカウント凍結のまとめ
オンラインカジノにおいて、どれだけ多く利益を上げたとしてもアカウント凍結となると出金できない可能性があります。また、報酬を没収されるなどの処分を受けなければならず、大きな損害となります。
まずは、アカウント凍結に該当する行動はおこなわないことが重要です。また、不条理にアカウント凍結するオンラインカジノは利用しないように注意しましょう。