オンラインカジノのルーレットの3つの禁止行為と違反してしまった場合の対処法

オンラインカジノ通称オンカジのルーレットでは、様々な攻略法があります。これは、統計学の観点で利益を上げる確率が高い方法が多いです。
ただし、中にはオンラインカジノにおいてルール上で禁止されているベット方法もあります。もし、禁止されたプレイを繰り返していると、ペナルティを食らう可能性もあるので要注意です。
では、オンラインカジノのルーレットでは具体的にどのような禁止行為があるのでしょうか。この記事では、
- ルーレットにおける3つの禁止行為
- ルーレットの禁止行為が存在する理由
- ルーレットで違反行為をしてしまった場合の対処法
- ルーレットでルール違反にならない攻略法
について解説します。禁止事項を正しく理解して、絶対に違反を犯さないように注意しましょう。
また、ルーレットの基本的なルールについてはこちらで詳しく解説しています。
オンラインカジノのルーレットの3つの禁止行為
オンラインカジノのルーレットでは、具体的に以下3つの行為を禁止事項としています。
- 2ティアベット
- 高すぎるカバー率の複数ベット
- ボーナススタッキング
ここでは、各禁止事項がなぜ禁止されているのかについて、詳しく解説します。
2ティアベット
2ティアベットとは、ベットした金額とリターンされる金額が限りなくゼロに近づく方法でベットする方法です。ルーレットにおいては、以下のような方法でベットすると2ティアベットに該当します。
- 赤・黒(オールレッドブラック)
- 奇数・偶数(オールオッドイーブン)
- ハイ・ロー(オールハイロー)
- ダズン(オールダズン)
- コラム(オールコラム)
2ティアベットは、他にもオポジットベットとも呼ばれることが多いです。2ティアベットでは、ほぼ確実に勝利できる方法となりますが、実質的には引き分けというイメージに近いです。
ただし、2ティアベットをおこなうとボーナスの賭け条件を簡単にクリアできるので、プレイヤーとしてはノーリスクでボーナスをキャッシュ化したいと考えてベットしてしまうのです。当然、オンカジサービス側としてはボーナスだけを持ち去られてしまうのはなんとしても避けたいと考えています。
そこで、2ティアベットは禁止行為として指定されています。実際に、エンパイアカジノでは以下のような規約を設けています。
出金申請を処理する際に、不正なプレイパターンがないかお客様のプレイ状況を調査します。
公平なゲームのため、ゼロ、または低利益率の賭けまたは分散賭けは全て、ボーナスプレイスルー要件を目的とした不正なプレイと見なされます。
エンパイアカジノは、不正なゲームプレイがあったと判断した場合、出金申請を保留し、全ての勝ち額やボーナスを没収する権利を有します。
入金無しでフリーベットにて勝利金を獲得されたプレイヤーは、出金をする際には、獲得された勝利金と同じだけの金額を入金し、更に出金条件を満たす必要がございます。
引用:エンパイアカジノ
高すぎるカバー率の複数ベット
オンラインカジノによって異なりますが、65%以上をカバーするようなベット方法はローリスクベットと見なされる場合があります。ローリスクベットとは、ルーレットの赤黒同時賭けなど、リスクを最小限にするベット方法のことです。
ローリスクベットには、先に紹介した2ティアベットも含まれます。また、ヨーロピアンルーレットにおいて37箇所ある中で35箇所ベットするなどの方法も、ローリスクベットとなる場合が多いです。
ローリスクベットについても、2ティアベット同様にボーナスの賭け条件を消化するために悪用されると判断されてしまいます。実際に、ベラジョンカジノではボーナスに関する規約の中でローリスクベットを禁じています。
10. ボーナスの濫用と不正行為
2ティアベット(2重賭け)
リスクを軽減またはなくすために、ボーナスを賭けている間に複数の結果をカバーする行為
引用:ベラジョンカジノ
他にも、コニベットでも以下のように具体的な数値を用いてローリスクベットを禁じています。
禁止行為
10.3.1. オポジットベット(ルーレット:赤黒を同時にベットする、バカラ:プレイヤーとバンカーを同時にベットする)。
10.3.2. ルーレットで25個以上の数字(25個を含む)/ミニルーレットで8個以上の数字(8個を含む)をカバーするスプレッド.コンビネーションなどのリスクヘッジベットすること。
引用:コニベット
ただし、正確なローリスクベットに関する基準がないため、あらかじめサポートへ確認した方が無難です。
ボーナススタッキング
ボーナススタッキングとは、ボーナスの2重使用という意味があります。オンラインカジノでは、登録ボーナスや入金ボーナス、他にも様々なボーナスが用意されています。
アカウント登録をした直後で入金した場合、登録ボーナスと初回入金ボーナスの2つを同時に受け取ることが可能です。実際に、ベラジョンカジノなどの豊富なプロモーションを行っているオンカジでは、入金ボーナスとフリークエストなど2つ以上のボーナスが同時に獲得できます。
ボーナスを複数適用してゲームをプレイすれば、より少ない資金でベットできると考えてしまいます。ただし、2つのボーナスを同時に使用してゲームをプレイすることは、規約違反になるのです。
ベラジョンカジノを例に説明すると、入金ボーナスで20ドルのボーナス、フリークエストで2ドルのボーナスを持っていた場合、20ドルのボーナスの残高とフリークエストのボーナス残高の両方を使うようなベットをすると違反行為に該当します。極端に言えば、22ドル一気にベットすると双方のボーナス残高を同時にベットしたことになるので、違反対象に問われるのです。
オンラインカジノでルーレットの禁止行為はなぜ存在するのか?
オンカジで、これだけ厳しく禁止行為を設けている理由としては、リスクの低いベットを続けて入金分をすぐに換金することにより、マネーロンダリングで悪用されていると判断されるためです。
例えば、2ティアベットなどで確実に勝利できる方法でベットできると、ボーナスの賭け条件をクリアできます。賭け条件をクリアしたら、例えばクレジットカードで入金して他の方法で出金することで、容易にマネーロンダリングが成立してしまいます。
不正に手に入れたお金を、正式な形で手に入れる事ができると、立派なマネーロンダリングとなります。よって、少しでもオンカジサービス側としては、マネーロンダリングに怪しまれる行為に対しては制限をかけているのです。
また、リベートボーナスを実施しているオンカジでは、ローリスクベットを繰り返すことでベットしたお金を積みあげられるので、特に厳しく監視されることが多いです。ボーナス利用時も同様の理由で、テーブルゲーム自体が禁止になることも多々あります。
オンラインカジノのルーレットで違反行為をしてしまった場合は
違反行為に該当するプレイは、実際に意図的ではなく無意識のうちに実施してしまうケースが多いです。特に、ボーナススタッキングは知らないうちに勝手におこなってしまうケースも多く見られます。
もし、間違って1回だけ違反行為を働いてしまった場合は、素直にサポートへ連絡することで見逃がしてもらえるケースが大半です。当然、悪意を持って何度も違反を繰り返すとボーナス利用中の場合は取り消しになったり、アカウントの凍結リスクもかなり高まります。
オンラインカジノのルーレットで禁止行為にならない攻略法
ここまでは、オンラインカジノにおけるルーレットでの禁止事項を紹介しましたが、禁止されていない攻略法も多数あります。主な攻略法としては、以下が有名です。
- マーチンゲール法
- モンテカルロ法
- ネイバーベット
各手法について、詳しく解説します。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、とても単純なベット方法として有名で、勝負して負けたときにベット額を2倍にして、負けた分を取り戻す賭け方です。
これは、オンラインカジノ以外でもFXトレードなどでも頻繁に使用される手法として知られています。なぜマーチンゲール法が広く用いられているかと言えば、理論上は負けないためです。
マーチンゲール法は、勝率50%で配当が2倍のものを選択するのが大前提となります。初回にベットする金額を決めて勝敗によって次のゲームのベット金額を変えていきます。
具体的には、負けた場合は次のベットで倍の金額を賭け、勝った場合は攻略法をリセットし初回ベット金額に戻るのを繰り返すだけです。
これにより、どれだけ負けたとしても1回勝てば、初回ベット額分だけは勝てることになります。
モンテカルロ法
モンテカルロ法とは、メモを取って計算しながらベットする金額を変化させていくベット方法です。具体的には、3つの数字をメモに書いて、その両端の合計金額をベットします。
そして、負けたら前回賭けたベット額を書き加えて、また両端の合計金額をベットします。もし勝ったら、両端の合計金額を消してください。
数字が1個になったりなくなった時点で、最初からやり直します。マーチンゲール法と違って若干複雑ですが、モンテカルロ法ではコラムやダズンベットなどの勝率1/3のゲームでも利用できる点が特徴です。
また、マーチンゲール法よりも数回にわたって長くゲームをプレイしても、マイナス分の幅が緩やかになるメリットもあります。さらに、明確な辞め時が把握しやすい点も魅力的です。
ネイバーベット
ルーレットで遊んでいると、必ずと言っていいほど偏りが発生する場合があります。例えば、黒に連続して入ったり似た数値が連続したりする傾向を見いだすことができます。
この偏り自体は一時的なものなのとなりますが、この偏りを利用したベット法がネイバーベット法です。ネイバーベットはヨーロピアンルーレットで適用でき、ホイールを4分割することからスタートします。
玉が落ちる場所によって、賭ける数字が違ってきます。
具体的には、0を起点として、時計回りに以下のように四等分してエリアを分類してください。
エリア | ルーレットの数字 |
---|---|
A | 32~34 |
B | 6~10 |
C | 5~9 |
D | 22~26 |
ルーレットの数字は0を除くと36個あり、ちょうど1エリアを9個の数字に分類できます。そこで、特定の法則を見いだして、このエリアすべての数字へ均等にベットするのが、ネイバーベット法です。
1つの数字をピンポイントで的中させた場合の配当は、36倍となります。もし、1ドルを9つの数字にベットした場合はベットした金額が9ドルに対し、的中した場合の配当は36ドルとなり、差し引き25ドルが利益となる形です。
ネイバーベットは、ディーラーは偏りが発生しないように訓練されているものの、人間である以上はどうしても癖が出てしまうことに着目したベット方法となります。
オンラインカジノのルーレットの禁止行為のまとめ
オンラインカジノのルーレットにおいて、禁止事項が存在します。その多くが、ボーナスに関連するものであり、規約をしっかりと確認して禁止行為に該当するプレイをしないように注意してください。
また、ルーレットでは禁止事項に該当しない攻略法があるので、是非実践して利益を上げましょう。