オンラインカジノで使えるモンテカルロ法とは?有効なゲームや具体例も紹介
オンラインカジノ通称オンカジにおいて存在する攻略法として、様々なものがあります。その中で、マーチンゲール法やパーレー法のように、単純なルールで誰でも実践できるものもあります。
一方で、モンテカルロ法のように若干考えながらベットしていかなければならないものもあるのです。モンテカルロ法は手間がかかる一方で、より高い確率で利益を上げられるチャンスがある点が魅力的です。
では、モンテカルロ法とは一体どのようなベット方法なのでしょうか?この記事では、
- モンテカルロ法の概要と賭け方
- モンテカルロ法で必要な資金とシミュレーション
- オンカジでモンテカルロ法を使うメリットとデメリット
- オンカジでモンテカルロ法を活用する方法
について解説します。モンテカルロ法をぜひ有効活用して、利益を上げていきましょう!
オンラインカジノのモンテカルロ法とは
モンテカルロ法とは、オンラインカジノにおけるシステムベッティングの一つとなります。ルーレットやバカラなどのゲームを対象として、事前に定めらルールや条件に従いベット金額を上げ下げします。
マーチンゲール法やパーレー法のように、単純に金額を倍にしていく方法とは違い、負けた時の損失をカバーしつつ利益に繋げる手法です。どちらかと言えば、考え方として負けを取り戻しつつベットしていくマーチンゲール法に近い手法と言えます。
数列を使用して、1ゲームごとに計算しながらおこなわなければならないため、慣れるまでは難しい手法です。モンテカルロ法は、オンラインカジノ以外でもリアルなカジノでも利用できますが、紙とペンを使用して次のベット金額を決定しなければならず、オンラインカジノに向いたベット方法です。
オンラインカジノのモンテカルロ法の賭け方
モンテカルロ法の賭け方として、数列を用いてベット額を決定していきます。そして、勝ったり負けたりする中で、数列を足したり消したりして数列にある数が全部なくなるか1個になるまで続けます。
数列が1個以下になったタイミングにおいて、大半の場合は利益が大きく発生している可能性が高いです。モンテカルロ法は、何も戦略性を持たずにベットするよりは、高い勝率を上げることが可能です。
ただし、連勝する場合よりもある程度負けてから勝利する方が利益が出る特殊性があるため、短時間で結果が出せる方法ではありません。
よって、利益を出すためには時間がかかるため、コツコツと遊んで利益を出したい人に向いています。
オンラインカジノのモンテカルロ法に必要な資金早見表
オンラインカジノでモンテカルロ法を実践する場合、最低限必要な資金を確保した上で実施しなければ、資金がショートしてしまいます。よって、スタート時のベット金額から必要な資金を判断する必要があります。
スタート金額が1ドル、2ドル、5ドルの場合、10連敗した場合に必要な資金と損益は、以下のとおりです。
■1ドルスタートの場合
ベット金額 | 損益 | 記載文字 | |
1回目 | 4ドル | -4ドル | 1,2,3,4 |
2回目 | 5ドル | -9ドル | 1,2,3,4,5 |
3回目 | 6ドル | -15ドル | 1,2,3,4,5,6 |
4回目 | 7ドル | -22ドル | 1,2,3,4,5,6,7 |
5回目 | 8ドル | -30ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8 |
6回目 | 9ドル | -39ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8,9 |
7回目 | 10ドル | -49ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 |
8回目 | 11ドル | -60ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11 |
9回目 | 12ドル | -72ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12 |
10回目 | 13ドル | -85ドル | 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13 |
■2ドルスタートの場合
ベット金額 | 損益 | 記載文字 | |
1回目 | 8ドル | -8ドル | 2,4,6,8 |
2回目 | 10ドル | -18ドル | 2,4,6,8,10 |
3回目 | 12ドル | -30ドル | 2,4,6,8,10,12 |
4回目 | 14ドル | -44ドル | 2,4,6,8,10,12,14 |
5回目 | 16ドル | -60ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16 |
6回目 | 18ドル | -78ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16,18 |
7回目 | 20ドル | -98ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16,18,20 |
8回目 | 22ドル | -120ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22 |
9回目 | 24ドル | -144ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24 |
10回目 | 26ドル | -170ドル | 2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24,26 |
■5ドルスタートの場合
ベット金額 | 損益 | 記載文字 | |
1回目 | 20ドル | -20ドル | 5,10,15,20 |
2回目 | 25ドル | -45ドル | 5,10,15,20,25 |
3回目 | 30ドル | -75ドル | 5,10,15,20,25,30 |
4回目 | 35ドル | -110ドル | 5,10,15,20,25,30,35 |
5回目 | 40ドル | -150ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40 |
6回目 | 45ドル | -195ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40,45 |
7回目 | 50ドル | -245ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50 |
8回目 | 55ドル | -300ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55 |
9回目 | 60ドル | -360ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,60 |
10回目 | 65ドル | -425ドル | 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65 |
なお、11回目で勝利したとしても、その時点で終わりではなく数値がすべてなくなるまで継続しなければならず、プラス収支とするためにはより多くの資金がかかる可能性があります。
オンラインカジノでモンテカルロ法を使えるゲーム
モンテカルロ法をオンラインカジノで実践する場合、向いたゲームを対象にベットしていく必要があります。主に、2倍配当ゲームと3倍配当ゲームをターゲットにベットしてください。
特に、以下のゲームがおすすめです。
各ゲームのおすすめポイントについて、詳しく見ていきましょう。
ビットカジノ バカラ「Baccarat BSG」
バカラはとてもシンプルなゲーム形式となっており、「バンカー」と「プレイヤー」のどちらが勝利するかを当てるだけのゲームです。複雑な戦略を持って臨む必要がないので、若干手間がかかるモンテカルロ法に集中したい際に最適です。
ただし、配当2倍のゲームに該当するので、条件によっては1セット終了時に連勝する必要があります。バカラを遊ぶ際に、特におすすめしたいのが、ビットカジノのバカラ「Baccarat BSG」です。Baccarat BSGはゲーム画面がとても見やすく、ベット額のテーブルリミットも1ドルから100ドルまでと、遊びやすい設定になっています。
モンテカルロ法を実践する際には、1ユニット1ドルに設定することで、運が悪く相当数の連敗を続けない限り、ベット額上限を超えずに運用できる点も良いですね。もし、これで100ドルに達してしまう場合は、モンテカルロ法に縁がなかったと思って諦めましょう。
遊雅堂(ゆうがどう) マネーホイール「SUPER WHEEL」
マネーホイールとは、一見するとルーレットによく似ているゲームですが、ルーレットよりもルールがシンプルでカジノゲームの中でもお馴染みです。目の前にある大きな円盤が回転し、円盤がどこで止まるかを予想するゲームとなります。
ルーレットと同様に、ベットする場所で配当が変動する仕組みを採用しています。モンテカルロ法を実践する場合、どの数字にベットするかを決定してからゲームをスタートしてください。
ただし、マネーホイールはシンプルで楽しみやすい反面、勝率と配当のバランスが崩れており、ハウスエッジが高い点に要注意です。3倍配当で比較すると、ルーレットと比較して約5%程度も勝率が異なります。
ベラジョンカジノ ルーレット「Roulette Pro – Advanced」
モンテカルロ法を初めて実践する場合、ルーレットをターゲットに実践するのがおすすめです。ルーレットの場合、ベットする場所によって配当が変動する仕組みを採用しています。
モンテカルロ法の場合、3倍配当のゲームを攻略するために編み出された手法であるため、ルーレットの3倍配当の場所にベットするのが良いでしょう。数あるルーレットの中でも、ベラジョンカジノでプレイができる「Roulette Pro – Advanced」がおすすめです。
非常に美しいビジュアルであり、まるで目の前でゲームがおこなわれているような臨場感があります。また、ベット額上限も5,000とあって余裕を持ってプレイできます。
Roulette Pro – Advancedの中でも、ダズンベット(1ダース12点賭け)やコラムベット(1列12点賭け)で勝負するのがベターです。また、たまには2倍配当の「赤or黒」や「偶数or奇数」などにチャレンジしてみましょう。
オンラインカジノでモンテカルロ法を使う具体例
オンラインカジノでモンテカルロ法を実践する場合、まずは対象ゲームを選定します。その後、ペンと紙を用意してください。もし、Excelなどで運用シートを作成できれば、有効活用すればより気楽に実戦可能です。
紙とペンで運用する場合、紙に「1」「2」「3」と3つの数字を記入します。記入した数字がスタート時のベット額となるので、より高額なリターンを期待したい場合は大きな数字を記入してください。ただし、左端の数字を基準として、隣に「2倍・3倍」の単位を書くのがポイントです。
「1」「2」「3」でスタートした場合、記載した数列の左端と右端にある数字を足した合計がベット額となります。イメージとしては、左端の1と右端の3を足した「4」が初回のベット金額となり、数列の最後に追加で記入します。
その後、賭け金4ドルでゲームをプレイして、もし勝利すればその時点で1セット終了となり、次のセットに移行します。
もし、初回のゲームで負けた場合、2ゲーム目は前回の数列に新たな数字を書き足します。具体的には、左端の1の5倍となる「5」を右端に記入してください。
その後、賭け金5ドルでゲームをプレイして、負ければ同様に右端に1の6倍となる「6」を記入する形となります。このように、勝利するまで同様の方法でベットしていきます。
ここから、2倍配当ゲームと3倍配当ゲームで運用方法が異なります。各ゲーム別の運用方法は以下のとおりです。
2倍配当ゲームでのモンテカルロ法の使い方
2倍配当ゲームで勝利した場合、両端1つずつを消去する形となり、1から6までの数値が記載されている場合は、「1」「6」が消去され「2」「3」「4」「5」が残る形です。
モンテカルロ法では、残った数値を用いて次のアクションに移行するのが特徴です。2倍配当ゲームの場合、「2」と「5」を用いて、初回と同様に合計額の「7」を右端に記載して次回ゲームでベットします。
同様のサイクルでベットしていき、最終的に数字が全部なくなる、または1個になった時点で1セット終了です。
3倍配当ゲームでのモンテカルロ法の使い方
3倍配当ゲームで勝利した場合、紙に記載した数字の両端から2個の数字を消去してください。
例えば、1から6までの数値が記載されている場合、左端の「1」「2」と右端の「5」「6」が消去され、最終的には「3」「4」が残ります。これを用いて、初回と同様に合計額の「7」を右端に記載して次回ゲームでベットします。
同様のサイクルでベットしていき、最終的に数字が全部なくなる、または1個になった時点で1セット終了となります。
オンラインカジノでモンテカルロ法を使うメリットとデメリット
モンテカルロ法を実践する場合、メリットとデメリットがあります。特に、デメリットについてはしっかりと理解して、よりリスクを低減させて実践するのがおすすめです。
ここでは、オンラインカジノでモンテカルロ法を使うメリットとデメリットについて、詳しく解説します。しっかりと内容を理解して、モンテカルロ法を活用しましょう。
モンテカルロ法のメリット
オンラインカジノでモンテカルロ法を用いてベットする場合、以下のようなメリットがあります。
- 必要資金がそこまで多くなく、止め時がわかりやすい
- 勝ちと負けを交互に繰り返しても利益が出せる
各メリットについて、詳しく見ていきましょう。
必要資金がそこまで多くなく、止め時がわかりやすい
モンテカルロ法で1ドルでスタートした場合、10連敗したとしても損失は100ドル以下に抑えられます。また、数列がなくなれば終わりと明確な終了ラインがわかる点が魅力的です。
マーチンゲール法の場合、勝つまで続けるというシンプルなベット方法ですが、10連敗すると掛け金の1,000倍以上のベット金額が必要です。よって、モンテカルロ法の方がリスクを抑えてベットできる特徴があります。
また、止め時を見極められずに負けてしまうケースが多い人に、特におすすめのシステムベッティング方法となります。
勝ちと負けを交互に繰り返しても利益が出せる
他のシステムベッティングの場合、勝つ、負けるの片側に特化したベット方法が多いです。例えば、パーレー法の場合は連勝数が少ないとなかなか利益を出せません。
その点で、モンテカルロ法では数列を全て消去しなくても、長期戦になりそうな場合はプラス収支の時に切り上げられるので、利益を出しやすい手法となっています。ただし、コロコロとルールを変えて臨むのはおすすめできません。
モンテカルロ法のデメリット
オンラインカジノでモンテカルロ法を実践する場合、主にネックとなる部分として以下のような点があります。
- やり方が少し複雑なのでメモを取りながらプレイする手間がかかる
- 数列をすべて消去することを前提に考案されたシステムベットなので、正しく使うと思いのほか時間がかかる可能性がある
- 負けが偏って数列が長くなった場合は1回あたりの賭け金が大きくなり精神的につらい部分も
各デメリットの詳細は、以下のとおりです。
やり方が少し複雑なのでメモを取りながらプレイする手間がかかる
マーチンゲール法では、マーチンゲール法やパーレー法のように、特定のパターンで倍掛けしていくような単純な手法ではありません。
数列を管理して足したり引いたりしていく形となり、紙に記入しながらおこなうのが一般的です。
ただし、紙に記入していくにも簡単であるにしても計算しなければならないので、手間がかかってしまいます。
特に、1ゲームあたりの時間が短くサクサクと進行するゲームの場合、計算ミスなども生じがちです。
そこで、Excelなどで記録フォームを作成し、入力しながらプレイする必要があります。
また、以下のようなWebツールもあるので、うまく活用してください。
数列をすべて消去することを前提に考案されたシステムベットなので、正しく使うと思いのほか時間がかかる可能性がある
マーチンゲール法の場合、基本的にはすべての数字を消し込むまたは1つにするまで続けると、利益を出せる手法です。時間がない時には、収支がプラスとなったタイミングでドロップアウトすることもできますが、最後まで実行して初めて大きな利益を生むシステムであるため、思っていたよりも利益が出ないケースも多いです。
また、モンテカルロ法の期待値を見ると、0が1つのヨーロピアンルーレットにおいて98.6%程度となるため、長期的な観点で言えば利益を得るのは難しい状況です。よって、モンテカルロ法にさらに別の理論を追加して実践する必要があります。
負けが偏って数列が長くなった場合は1回あたりの賭け金が大きくなり精神的につらい部分も
モンテカルロ法では、負け続けると徐々に文字列が増えていきます。勝率が35%以下の場合、ベット額が後半につれかなり大きくなるため、メンタル管理が大変となります。
単純に、残った数字が多いとすべてなくなるまでに時間がかかるとなると焦りに繋がり、またベット金額が膨らむと一発逆転を狙いたくなりがちです。メンタルブレイクすると、ルールを無視したベットをおこなう傾向があるので、要注意です。
また、基本的に長期戦になることを想定されたシステムとなるため、先に紹介したようにある程度の資金は用意しておいた方が無難です。
オンラインカジノでモンテカルロ法をうまく活用する方法
オンラインカジノでモンテカルロ法をうまく活用する方法として、以下のような点を意識しましょう。
- 3倍配当ゲームでプレイする
- 損切りラインを先に決めておく
- ルーレットの空回しを利用して5回以上出現していない3倍配当ゾーンを狙う
各活用方法について、詳しく解説します。
3倍配当ゲームでプレイする
モンテカルロ法は、2倍配当ゲームと3倍配当ゲームで適用可能です。2倍配当ゲームは勝率が高い反面、勝利した場合に両端1つずつしか数列の消去ができません。
一方で、3倍配当ゲームの場合は勝率が若干落ちるものの、両端2つずつ数列を消せるメリットがあります。そもそも、モンテカルロ法は3倍配当ゲームのために考案された経緯があり、正しく使用した方がリスクは低いと言えます。
損切りラインを先に決めておく
勝率が1/3のゲームの場合、1回のプレイでの勝率が理論上32%程度となり、10連敗も十分ありえます。マーチンゲール法のように莫大なベット金額にはなりませんが、相応の資金が必要です。
よって、数列が〇個以上で損切りや〇ドル以上の損失で損切りするなど、損切りラインを決めておいた方が無難です。
ルーレットの空回しを利用して5回以上出現していない3倍配当ゾーンを狙う
3倍配当ゲームの場合、理論上3倍配当の1回あたりの勝率は約32%程度となります。単純に、5回に1回くらいは的中することを考えれば、あえて5連続で外れているところを狙ってベットするのがおすすめです。
ライブゲームだと時間がかかってしまうため、バーチャルルーレットをターゲットに実践すると良いでしょう。
オンラインカジノのモンテカルロ法のまとめ
オンラインカジノでモンテカルロ法を用いると、しっかりと利益を出せる点が魅力的です。ただし、実践するためには下準備が必要であり、プレイ中もメモ等を取りながらおこなう必要があります。
今回紹介したようなポイントに注意しながら、モンテカルロ法を実践してみてはいかがでしょうか?