オンラインカジノ(オンカジ)で生計は立てられるのか?専業のプロに聞いたリアルな実録を公開
オンラインカジノをプレイする目的として、単純にゲームを楽しみたいというケースがあります。大当たりを引いた瞬間の高揚感は格別なものがあり、成功体験としてまた味わってみたいと思いますよね。
ただし、ただ遊ぶだけでは資金が尽きてしまう可能性が高く、やはり利益を上げたいものです。中には、オンラインカジノで生計を立てている人もいて、一つの仕事として成立しています。
ただし、誰でも本当にオンラインカジノで生計を立てられるのかがとても気になりますよね?そこで、この記事では
- オンラインカジノで生計は立てられるのか?
- オンラインカジノで生計を立てるメリットとデメリット
- オンラインカジノで生計を立てるのに向いている人と不向きな人の特徴
- 生計を立てるのに向いているオンラインカジノサービス
について、解説します。オンラインカジノで生計を立てたいと考えている人にとって、必見の情報満載ですのでぜひチェックしてください!
オンラインカジノで生計は立てられるのか?
大前提の話として、オンラインカジノを使用して本当に生計を立てられるのかがきになるところです。結論から言えば、実際にオンラインカジノ専業で生計を立てている人は実在します!
例えば、日本においてギャンブルと聞いて真っ先に思い浮かべられるのがパチンコです。パチンコの場合、古くからパチプロと呼ばれる、パチンコだけで生計を立てている人が多数存在します。
他にも、競馬などの公営ギャンブルで生計を立てている人は存在します。オンラインカジノでも同様に、しっかりと計画性をもってプレイすれば生活していくだけの資金を調達できるのです。
実際にオンラインカジノ専業で生活している人はいる?
私の知人の中でも、実際にオンラインカジノ単体で専業として生計を立てている人がいます。どのようにして生計を立てているのかと言えば、顧問税理士を雇ってプレイ記録も正確につけ、月単位でほぼプラス収支にしているのです。
オンラインカジノでは、単純に獲得した利益にばかり目が行きがちですが、確定申告によって納税しなければならないケースもあります。よって、顧問税理士なども雇用しつつ、節税しながら収支をしっかりと記録していけば、オンラインカジノ専業で生活することは不可能ではありません。
上記ケースでは、しっかりと開業届を提出して事業として継続的に収益を出す形で生活をしている形です。ただし、徹底的な収支管理とメンタル管理をして初めて成功しているため、誰でも簡単に同じことができるわけではありません。
SNSでは、自称専業プロのような人も数多く見かけますが、実際には裏で商材を販売していたり、詐欺まがいのことをしている人も少なくありません。大半のパターンでは、利益を出した報告をして、最初は無料で情報をするとしていながらも、結果として情報商材を購入させられるケースが、オンラインカジノ以外にも投資などでよく見られる手口です。
ひどい場合は、大当たりした画面のスクショを偽造したりしているケースもあるので、ネット上の情報は鵜吞みにしない方がいいでしょう。
オンラインカジノで生計を立てるメリット
オンラインカジノをターゲットとして生計を立てることにより、以下のようなメリットがあります。
- 時間的な拘束がなく、サラリーマンのような満員電車とは無縁
- 自分の自由な時間が好きなだけ作れる
各メリットについて、詳しく見ていきましょう。
時間的な拘束がなく、サラリーマンのような満員電車とは無縁
オンラインカジノサービスの場合、24時間いつでもプレイできるメリットがあります。公営競技では、最近ではミッドナイト競輪など夜遅くまでベットできる機会が増えてきました。
ただし、さすがに24時間いつでもベットできる機会があるのは、オンラインカジノならではと言えます。例えば、サラリーマンの場合は毎日決まった時間に出社しなければなりません。
また、最近では新型コロナウイルスの影響があって満員電車になるケースは減っているものの、まだまだ朝晩は満員電車になる場合があります。
オンラインカジノであれば、毎日の通勤電車の苦痛に悩まされることなく、出社時間も気にする必要がない点が魅力的です。
自分の自由な時間が好きなだけ作れる
オンラインカジノの場合、好きな時間にいつでもプレイできるメリットがあります。スマートフォンでもプレイできるオンラインカジノが多くあり、時間だけでなく場所にもとらわれずプレイ可能です。
サラリーマンの場合、平日は仕事終わりに自分の趣味などに没頭するのは難しく、休日を活用しなければなりません。その点で、オンラインカジノで生計を立てられれば平日でも好きな時間に好きなだけプレイして、あとは自由な時間を作ることができるのです。
うまくプレイできれば、実労働時間が圧倒的に少なくてもサラリーマンより稼げるチャンスもあります。
オンラインカジノで生計を立てるデメリット
オンラインカジノで生計を立てようとした場合、以下のようなデメリットがあります。
- ギャンブルというジャンルなので社会的な信用がない
- 基本的に運に左右されるので思った通りに行かないこともある
- 税金の計算をするためにすべてのプレイ記録が必要になる
- 自分のやりたいゲームで遊ぶことはできない
- オンラインカジノ自体がグレーゾーンなものなので突然職を失う可能性もある
各デメリットの詳細は、以下のとおりです。
ギャンブルというジャンルなので社会的な信用がない
オンラインカジノはギャンブルに分類されますが、残念ながら日本においてギャンブルの地位は決して高くありません。まっとうな方法で利益を上げていたとしても、どこか怪しさはぬぐい切れません。
また、日本でもギャンブル依存症が社会問題化しており、国としても対策を講じている状況です。よって、オンラインカジノで生計を立てている人は残念ながら社会的な信用は決して高くありません。
特に、まだ地域のコミュニティがしっかりと形成されている場所に住んでいる場合、「あの人はギャンブルで生活している」と、偏見な目で見られる可能性が高いです。さらに、クレジットカードの作成時やローンを組みたい場合、所定の審査を受ける必要があります。
この際に、安定した収入があるかどうかがチェックされますが、オンラインカジノによって生活していると、残念ながら安定した収入がないと判断されるケースが多いです。よって、もし住宅が欲しくてローンを組みたい場合、組めずに他の方法で資金調達しなければならないため、注意してください。
基本的に運に左右されるので思った通りに行かないこともある
オンラインカジノの場合、必ず自分が予想した結果となるわけではありません。場合によっては、まったく的中せず負け続けるケースも多いです。
運に左右されるだけに、安定して収入を得るのが難しい場合が多いです。例えば、ルーレットなどでディーラーの癖などを見抜いて、ある程度の傾向は見いだせますが、それも完璧な理論ではありません。
税金の計算をするためにすべてのプレイ記録が必要になる
オンラインカジノで設けた場合、所得税と住民税の申告が必要な場合があります。具体的には、以下のように累進課税の形で納税しなければなりません。
所得額 | 所得税率 | 控除額 | 住民税 |
195万円以下 | 5% | 0円 | 10% |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 97,500円 | 10% |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 427,500円 | 10% |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 636,000円 | 10% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 | 10% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 | 10% |
4,000万円超え | 45% | 4,796,000円 | 10% |
当然、納税しなければならない状態で未納となると、罰則を受けなければなりません。また、上記の所得額とは、得た利益から各種経費を差し引いた金額となる点に注意が必要です。
節税するためには、いかに必要な経費を計上して所得額を低く抑えることができるかが鍵となります。オンラインカジノでも、様々な項目を経費とできますが、経費を計算する上でもゲームのプレイ利益をしっかりと残しておかなければなりません。
短時間で何度もプレイできるようなゲームの場合、その記録を残すのはとても大変です。それが足かせとなって、生計を立てるのが嫌になるケースもあります。
自分のやりたいゲームで遊ぶことはできない
オンラインカジノの中でも、自分好みのゲームというものが少なからず存在します。ただし、プレイしていて楽しいゲームが、イコール利益を上げやすいゲームというわけではありません。
また、派手な演出などを駆使して盛り上がるゲームの場合、単に遊ぶだけなら問題ないものの、稼ごうとした際にはテンポが悪くなかなか稼げないケースも多いです。
よって、自分のやりたいゲームで遊ぶことができず、我慢しながらゲームしなければならない点は大きなデメリットです。仕事と割り切れるかどうかが、大きな境目となります。
オンラインカジノ自体がグレーゾーンなものなので突然職を失う可能性もある
オンラインカジノの場合、日本でライセンスを取得して運営しているサービスはありません。すべてが、海外でライセンスを取得して日本向けにもサービスを提供している形となります。
よって、オンラインカジノ自体がかなりグレーな存在であり、昨今ではオンラインカジノが摘発される事例も発生しています。さらに、最近ではギャンブル依存症も社会問題となっているので、いつ本格的にメスが入るかわからない状況です。
よって、突然のように規制されてサービスが利用できなくなり、突然職を失いかねないため、注意が必要です。
オンラインカジノで生計を立てるのに向いている人
オンラインカジノで生計を立てようとする場合、誰でも成功できるわけではありません。オンラインカジノに向いている人でなければ、安定して収入を得て生計を立てるのは難しいでしょう。
そこで、オンラインカジノに向いている人には、以下のような特徴があります。
- 誰かに雇われるのが嫌いで自分の仕事に責任を持てる人
- コツコツした地道な作業が得意な人
- 感情に左右されずに冷静な判断ができる人
各特徴について、詳しく解説します。
誰かに雇われるのが嫌いで自分の仕事に責任を持てる人
人間の性格上、人とのコミュニケーションを取るのが苦手な人がいます。集団行動できない人の場合、誰かに雇用されて働くのが難しいケースが多いです。
その場合、自分で責任をもって仕事をできる人であれば、独立したりして生計を立てていくことが可能です。オンラインカジノでも同様で、誰かに雇われるのが嫌いな人で、自分の仕事に責任を持てる人であれば生計を立てることが可能です。
コツコツした地道な作業が得意な人
オンラインカジノの場合、先に紹介したとおり稼ぐためには自分の好きなゲームではなく稼ぐことに特化したゲームを狙って、粛々とプレイしていく必要があります。SNSなどでは、派手に稼いだ実績が公開されている場合がありますが、一発で大きく稼ぐのはまず難しいです。
また、オンラインカジノでは直感だけでなく論理的にプレイしていき、確実性を高める必要があります。そこで、システムベッティングを実践する必要がありますが、ある程度の下準備が必要です。
以上のように、オンラインカジノと聞くと派手なイメージがあるものの、実は地道な作業も必要となります。そこで、コツコツした地道な作業が得意な人が、生計を立てるのに向いています。
感情に左右されずに冷静な判断ができる人
ギャンブルにおいて、最も避けるべき事象として、感情的になってしまうケースがあります。普段は冷静にプレイしてある程度の実績を残せている場合でも、負けが込むと感情的になり、ルールを破ったベッティングで大きな負債を抱え込んでしまう場合が多いです。
そこで、どのような状況下でも感情に左右されず、冷静な判断ができる人がオンラインカジノで生計を立てるのに向いています。
オンラインカジノで生計を立てるのに不向きな人
オンラインカジノで生計を立てるのに向いていない人として、主に以下のような人が挙げられます。
- ギャンブルをしているとすぐに熱くなってやめ時を間違える人
- マメな記録や収支表をつけるのが苦手な人
- 安定した収入を望み、社会的な立場を気にする人
各特徴について、詳しく見ていきましょう。
ギャンブルをしているとすぐに熱くなってやめ時を間違える人
オンラインカジノに向いている性格として、常に冷静な人が該当する一方で、すぐに熱くなる人は残念ながら向いていません。オンラインカジノには残念ながら必勝法はなく、限りなく勝ちに近づけるベッティング手法を用いたとしても、その日は負けてしまうなどのケースが多いです。
性格的に熱くなりやすい人の場合、負けを認めずに必ず最後は勝利しないと気が済みません。そこで、やめ時を見失って結果として大きな損失を計上する羽目になってしまうのです。
よって、性格的に熱くなりやすい人は、オンラインカジノには向いていません。
マメな記録や収支表をつけるのが苦手な人
オンラインカジノでは、どうしても成功体験だけを記憶して、負けてしまったことは水に流してしまいがちです。ただし、オンラインカジノでは負けた分も含めて、しっかりと収支をつけて客観的に利益が出ているのかどうかを判断しなければなりません。
また、税金を計算する上でプレイ記録も事細かく記録する必要があります。以上のように、オンラインカジノをプレイする以外でも事務的な仕事をこなさなければなりませんが、おおざっぱな性格の人はうまく記録を付けられない場合が多く、向いているとは言えません。
安定した収入を望み、社会的な立場を気にする人
オンラインカジノの場合、必ず利益を上げることができる確証はありません。爆発的に利益を上げることができるケースもありますが、その逆で大きな損失も発生させるリスクがあるのです。
サラリーマンのように、ある程度安定した収入を得られるわけではないため、安定感を求める人にとっては決して向いていません。また、サラリーマンの場合は昇進することで、「○○会社の部長」などのステイタスを得ることが可能です。
一方で、「オンラインカジノで年収○○万円」という肩書があっても、一部界隈でしか通用しません。よって、安定した収入を望み、社会的な立場を気にする人にはオンラインカジノで生活するのは難しいでしょう。
オンラインカジノで生計を立てるためにどうすればいいか
もし、オンラインカジノに不向きな人であっても、しっかりとルールを守れば生計を立てられるチャンスがあります。逆に、向いている人であっても無計画にプレイしても生計は立てられません。
そこで、オンラインカジノで生計を立てるためには以下のようなルールで運用するのがおすすめです。
- テーブルゲームのみに絞ってプレイする
- テーブルゲームと相性のいいボーナスがあるカジノを選択する
- 税金対策のために仮想通貨でプレイできるカジノでプレイする
- 損切設定は確実に機械的に行う
- 収支を毎日つけて不要なプレイを避ける
各ルールについての詳細は、以下のとおりです。
テーブルゲームのみに絞ってプレイする
オンラインカジノで生計を立てる場合、基本的にスロットなどのゲームはハウスエッジが高すぎるので、安定して稼げません。極力、ハウスエッジの低いブラックジャックやバカラなどが主軸として、テーブルゲームに絞ってプレイしてください。
テーブルゲームと相性のいいボーナスがあるカジノを選択する
生計を立てるためにプレイするゲームはテーブルゲームがメインとなるので、リベートボーナスやテーブルゲーム限定のトーナメントなどが頻繁に開催されているカジノがおすすめです。これにより、単純にゲームで得られた利益だけでなく、各種ボーナスなどでさらに多くの利益を上げることが可能です。
また、トーナメントで頻繁に上位にランクインすれば、SNSなどで注目されてまあ違った形で収益を上げられるチャンスが広がります。
税金対策のために仮想通貨でプレイできるカジノでプレイする
オンラインカジノサービスの中でも、仮想通貨でそのままプレイできるものが増加中です。仮想通貨は、まだまだ社会的にルールが整備されてない状態であり、例えば税金の計算が一時所得ではなく雑所得として計算することが可能です。
これにより、損益通算できるのが大きなメリットです。損益通算とは、例えば前年に大きなマイナスとなっている場合、そのマイナス分を本年度に繰り越せる制度であり、仮に大きな利益を上げたとしても前年分と相殺して所得額を低く抑えることができます。
これにより、高い節税効果があるのでおすすめです。なお、損益通算は3年間までと制限されている点には注意が必要ですが、仮想通貨ならではのメリットとなります。
ただし、マメな記録が必要になるのでプレイ履歴を保存し、そのデータを税理士に丸投げするのがよいでしょう。
損切設定は確実に機械的に行う
オンラインカジノを専業として生計を立てていくうえで、損切は必ず必要になる。損切りとは、理論上いつかは勝つ可能性がある状態でも、ある程度見限ってマイナスを受け入れてプレイを辞めることを指します。
損切りの単位としては、ある程度のゲーム単位や日、週、月などのスパンが考えられます。例えば、毎日黒字を出すということはオンカジには運の要素がある以上、確実に不可能です。
よって、負けが大きくなる前にあらかじめ設定した損失額でその日のゲームをやめるというのは必ず最低限必要になります。ある程度、強い気持ちをもって対応することが、損切りに求められると言えます。
収支を毎日つけて不要なプレイを避ける
オンラインカジノでは、損切設定をするだけでなく、利確設定も決めておいた方が無難です。たとえば、○○万円まで利益が出たらその日はやめる、などのルールを決めて運用するのがおすすめです。
目標を設定せず、だらだらゲームをプレイし続けると、記録がおろそかになってしまったり、長時間続けることで集中力の低下や感情によってルールを無視しやすくなってしまいがちです。よって、毎日決めた金額分の結果が出たら、絶対にそれ以上触らないという固い意志が必要となります。
オンラインカジノで生計を立てる専業プロの実態まとめ
オンラインカジノにおいて、生計を立てることは十分可能です。ただし、実際に生計を立てたい場合、そう簡単になし得るものではありません。
また、自分自身の欲求を抑えていかに儲けることに徹することができるかがポイントです。今回紹介した点を踏まえて、オンラインカジノのプロプレイヤーを目指しましょう。