クラップス(Craps)の遊び方とデータから分析する攻略の秘訣

『クラップス』は少しルールに難しさがありますが、カジノゲームとしては最も稼ぎやすいと言われています。特に無理して一攫千金を狙うのではなく、コツコツと稼ぎたいプレイヤーにはおすすめのゲームです。
本記事ではオンラインカジノの人気ライブゲーム『クラップス』について、詳しいゲームルールや配当条件、ゲームの流れ、さらに稼ぐために知っておきたい攻略法について詳しく解説してみました。
クラップスとはどんなゲームなのか?基本情報を紹介
オンラインカジノ通称オンカジの『クラップス』をプレイする前に知っておくべき基本的な情報について、整理して詳しく紹介します。
Evolution Gamingのライブゲーム
『クラップス』は業界最大手のEvolution Gamingが運営しているライブゲームです。本記事を執筆している2023年3月時点で、クラップスのライブテーブルを運営しているのはEvolution Gamingしかありません。
Evolution Gamingは業界最大手のライブゲームプロバイダなので、ユーザーからも非常に高い人気を誇っています。『クラップス』もEvolution Gamingの他のライブゲームに負けず劣らず、本場カジノの雰囲気を味わえるのが大きな魅力です。
なお『クラップス』はEvolution Gamingのライブロビーにおいて「ブラックジャック」に分類されています。
ブラックジャックとクラップスは全く異なるゲーム性があるのですが、なぜブラックジャックにカテゴライズされているのかは不明です。
ルールはかなり難解で上級者向け
『クラップス』で使うのは2つのサイコロだけです。しかしルールは非常に難解で、上級者でもしっかりと説明するのは難しいと言われています。ルールをある程度把握しておかないと稼ぐのは難しいので、まずはしっかりと『クラップス』のルールを理解しておくことが重要です。
しかしルールが難しさという大きな壁を突破できれば、業界一稼ぎやすいという『クラップス』最大の恩恵を受けられるようになります。
還元率は99.17%でライブゲームとしては最高水準
『クラップス』の還元率は最大で99.17%です。他のライブゲームと比較しても、ブラックジャックと並んで圧倒的に高い設定になっています。還元率が高いということは、それだけ『クラップス』が稼ぎやすいゲームであるという証拠です。
実際に『クラップス』でプレイしてみると、無駄に大負けすることがないので還元率の高さを実感できることでしょう。短時間で大きく稼ぐのは少し難しいものの、資金を守りながらコツコツと稼ぎたいプレイヤーには最適なゲームです。
自分のペースでプレイできるファーストパーソンシリーズもある
『クラップス』はライブゲームだけではなく、ライブゲームを模したEvolution Gamingのバーチャル版である「ファーストパーソン」版でもプレイできます。
『ファーストパーソンクラップス』は『ライブクラップス』と違って、他のプレイヤーが同席していないので、自分のペースで賭けを楽しめるのが大きな魅力です。実際にライブ版をプレイしていると、時間制限を受けながらベットアクションを決める必要があるといったストレスの中でプレイすることになります。
しかしファーストパーソン版ならば完全に自分のペースでゲームを進められるので、焦って賭けの選択を間違えるといった心配がありません。もちろんゲームのルールや還元率はすべて同じなので、「まずはクラップスの基本やルールを習得したい」という方はファーストパーソン版からプレイしてみるのがおすすめです。
クラップスのゲーム性と配当ルール
オンカジで実際に『クラップス』をプレイする際には、ゲームのルールや配当獲得の条件をしっかりと理解しておく必要があります。既に紹介した通り『クラップス』のルールはやや難しいので、初心者がプレイするのは難しいかもしれません。
クラップスをプレイするのに知っておきたい基本用語
クラップスには他のゲームにはない独自の用語があります。ゲームルール説明に際して何を指しているのかを理解できるように、以下の基本用語はしっかりと理解しておいてください。
用語 | 意味 |
---|---|
シューター | サイコロを投げる人(オンラインカジノではディーラーが務める) |
シリーズ | 1投目を投げた後、終了するまでの一連のゲーム |
カムアウトロール | シューターが1投目に投げること |
ポイントナンバー | シューターが1投目に投げたサイコロの合計値(可能性があるのは4、5、6、8、9、10) |
ポイントロール | シューターの2投目以降(ゲーム終了まですべて) |
マルチロールベット | シリーズ全体で賭けを行うこと |
ワンロールベット | 各回の結果に賭けを行うこと |
2つのサイコロの出目を予想するというゲーム性
クラップスのゲーム性としてはダイスゲームに似ています。『クラップス』では2個のサイコロを同時に投げ、出た目の合計がいくつになるかを予想するというゲーム性です。
サイコロ2個の合計値は最小2から最大12まで11通りの結果になりえます。そしてサイコロの出目合計によって、ゲームが継続するのか、それともゲームが終了するのかが決まります。
クラップスのゲーム継続ルールと終了ルール
クラップスのゲームが継続する条件とゲームが終了する条件について、それぞれ解説します。
カムアウトロールのルール
カムアウトロールは1回目のラウンドのことを指します。2個のサイコロの出目合計が、以下のいずれかだった場合にはそのままゲーム終了です。
- 合計2
- 合計3
- 合計7
- 合計11
- 合計12
上記以外の合計値だった場合には、その合計値が「ポイントナンバー」となります。そしてポイントナンバーは次回以降のラウンド(ポイントロール)において重要な役割を果たします。
ポイントロールのルール
ポイントロールは2回目以降のラウンドのことを指します。2個のサイコロの出目合計がポイントナンバーもしくは7のいずれかだった場合、ゲーム終了の合図です。2個のサイコロの合計がポイントナンバーと7以外だった場合は、そのままゲームが継続します。
賭け式の種類と的中時の配当倍率
『クラップス』には非常に多くの賭け式があります。賭け式ごとの賭け内容と、的中時の配当倍率についてそれぞれ詳しくチェックしてみましょう。
マルチロールベットとワンロールベット
マルチロールベットとは1ゲーム全体で行われる賭けです。1回サイコロを振っただけではすぐに結果が確定するとは限らず、ゲームが継続するとそのまま賭けの結果確定も長期化します。
一方でワンロールベットとは、ゲーム全体の中で1回のラウンドに賭ける賭け方です。その時点で結果が確定するか否かに関わらず、1回の賭けサイコロを振れば結果が確定します。
各賭け式の分類は以下の通りです。
賭け方 | 対象となる賭け式 |
---|---|
マルチロールベット | パスライン・ドントパス・カム・ドントカム・オッズベット・プレイス・ハードウェイ |
ワンロールベット | フィールド・セブン・クラップス・CE |
それぞれの賭け方に含まれる賭け式については、以下詳細を解説しています。
パスライン
パスラインはカムアウトロールにおいて7か11に賭ける賭け式です。2つのサイコロの出目の結果が7か11なら2倍配当を得られます。一方で2つのサイコロの合計が2、3、12のいずれかならば負け扱いで、配当は1円たりとも得られません。
またポイントロールではポイントナンバーが的中すれば2倍配当を獲得できます。しかしポイントナンバーよりも先に7が的中すれば配当を得られません。
ドントパス
ドントパスはカムアウトロールにおいて、2か3に賭ける賭け式です。サイコロの出目の合計が2もしくは3だった場合には勝利扱いで2倍配当を獲得します。またサイコロの出目の合計が12だった場合には、プッシュ扱いとしてベット額と同額が返金されます。
なお2個のサイコロの出目合計が7もしくは11だった場合は、負け扱いとなるので配当はもらえません。ポイントロール段階では、7が的中すれば2倍配当を獲得できます。しかし7よりも先にポイントナンバーが的中すると、ハズレ扱いとなるので配当はもらえません。
カム
カムはパスラインとほぼ同じです。大きな違いとしては、パスラインがカムアウトロールでしか賭けられないのに対して、カムはポイントロールでも賭けられるという点が挙げられます。
配当ルールは以下の通りです。
段階 | 配当条件 |
---|---|
カムアウトロール | サイコロの出目合計が7か11で配当2倍 |
ポイントロール | 7よりも先にポイントロールが出れば配当2倍 |
ドントカム
ドントカムはドントパスとほぼ同じです。ドントパスはカムアウトロールのみでベット可能、一方でドントカムはポイントロールでも賭けられる点に違いが見られます。
配当ルールは段階に応じて以下の通り設定されています。
段階 | 配当条件 |
---|---|
カムアウトロール | サイコロの出目合計が2か3で配当2倍、合計12ならプッシュで配当1倍 |
ポイントロール | ポイントナンバーよりも先に7が出れば配当2倍 |
オッズベット
オッズベットとはポイントロール段階において、前回までに賭けていたのと同じ賭け式に上乗せベットできる機能です。具体的には「パスライン、ドントパス、カム、ドントカム」のいずれかに賭けていた場合はオッズベットに賭けられます。
オッズベットの配当倍率は賭け式と的中ナンバーに応じて以下の通りです。
賭け式 | 的中ナンバー | 配当倍率 |
---|---|---|
パスラインorカム | 4か10 | 3倍 |
パスラインorカム | 5か9 | 2.5倍 |
パスラインorカム | 6か8 | 2.2倍 |
ドントパスorドントカム | 4か10 | 1.5倍 |
ドントパスorドントカム | 5か9 | 1.67倍 |
ドントパスorドントカム | 6か8 | 1.83倍 |
オッズベットで賭ける金額には控除率がありません。つまり理論上は還元率100%の賭けを楽しめるということになります。還元率100%というのはギャンブルの世界ではほぼあり得ないだけに、非常にお得な賭け式であることが分かるでしょう。
プレイス
プレイスとは特定のナンバーを対象にする賭け式です。WINならば7よりも先に出ることを、LOSEならば出現する前に7が出ることを予想します。例えば「WIN4」に賭けた場合は、7が出る前に4が出現した時点で勝利扱いになるというイメージです。
プレイスの配当はナンバーと賭け式に応じて以下の通り倍率が設定されています。
賭けるナンバー | WINの配当倍率 | LOSEの配当倍率 |
---|---|---|
4 | 2.8倍 | 1.45倍 |
5 | 2.4倍 | 1.625倍 |
6 | 1.6倍 | 1.8倍 |
8 | 1.6倍 | 1.8倍 |
9 | 2.4倍 | 1.625倍 |
10 | 2.8倍 | 1.45倍 |
的中する組み合わせが少ないナンバーのWINの賭け式では、的中時の配当倍率が高めに設定されています。
ハードウェイ
ハードウェイとは2つのサイコロがぞろ目になることを予想する賭け式です。ゾロ目になった際の数字の組み合わせに応じて、配当倍率は以下の通り変動します。
ゾロ目の組み合わせ | 配当倍率 |
---|---|
2と2 | 8倍 |
3と3 | 10倍 |
4と4 | 10倍 |
5と5 | 8倍 |
1と1のゾロ目、もしくは6と6のゾロ目はそれぞれハードウェイの的中扱いとはならない点に注意してください。
フィールド
フィールドはワンロールベットの賭け式です。的中するナンバーに応じて得られる配当倍率は以下の通り変動します。
的中ナンバー | 配当倍率 |
---|---|
3、4、9、10、11 | 2倍 |
2、12 | 3倍 |
5、6、7、8 | 0倍 |
多くのナンバーをカバーしている分、的中率が高そうな気もしますが、各ナンバーの組み合わせ数を踏まえると、実は的中率は低いので注意してください。
セブン
セブンとは文字通り7に賭ける賭け式です。次のラウンドでサイコロの出目合計が7だった場合は的中となり、5倍配当を得られます。ワンロールベットなので、1回外れればそれ以降的中しても配当をもらえません。
クラップス
クラップスは出目の合計が2、3、12のいずれかになることを予想する賭け式で、4種類の賭け式があります。賭け式ごとの的中ナンバーと的中時の配当倍率は以下の通りです。
賭け式 | 的中ナンバー | 配当倍率 |
---|---|---|
エニークラップス | 2、3、12 | 8倍 |
クラップス2 | 2 | 31倍 |
クラップス3 | 3 | 16倍 |
クラップス12 | 12 | 31倍 |
賭け式がそのままゲーム名に採用されていることもあり、『クラップス』の目玉とも言える賭け式です。
CE
CEとは2つのサイコロの出目合計だけではなく、目の組み合わせもすべて正確に予想する賭け式です。賭けパターンは4種類あり、サイコロの組み合わせに応じて配当倍率は以下の通り異なります。
サイコロの組み合わせ | 配当倍率 |
---|---|
1と1 | 31倍 |
1と2 | 16倍 |
5と6 | 11倍 |
6と6 | 31倍 |
「1と1」もしくは「6と6」という賭け式では、的中時に『クラップス』では最高となる31倍配当をゲットできます。
クラップスの遊び方を流れで解説
オンカジにおいてEvolution Gamingの『クラップス』をプレイする際に知っておきたいゲームの流れについて、ステップごとに詳しく解説します。
まずは制限時間内に賭けを行いましょう。前回のゲームのポイントロールが終了した後、数秒のベッティングタイムが与えられます。ライブゲームなので制限時間はシビアです。賭けのミスや賭け忘れがないように、正確な賭けを行うようにしてください。
ゲームが始まると2つのサイコロが機械にセットされ、勢いよくテーブル上に投げ出されます。そして出目の合計に応じて、ゲームが終了するのか、それともポイントロールに突入してゲームが継続するのかが決まります。
ポイントナンバーが決まった場合は、ポイントロールの賭けを行います。賭けの制限時間はわずかに3秒しかないので、早めに賭け内容を決定させましょう。
賭けが締め切られると、ポイントロールが始まります。カムアウトロールと同じように2つのサイコロが同時に投げられるので、自分の賭けが的中することを祈りましょう。
ポイントナンバーもしくは7が出現しなければ、まだゲームは継続します。前回と同様に3秒という短いベット制限時間の中で、追加の賭けを完了させてください。
最終的に2個のサイコロの出目合計が7もしくはポイントナンバーになった時点で、ゲーム終了です。いつゲームが終了するのかは、各ゲームによって異なります。ゲームが終われば、また次のゲームのためのベットタイムが始まります。
クラップスの攻略法!データを分析すると勝率は高くなる?
『クラップス』は少し難しいルールであるものの、コツを抑えてプレイすれば着実に稼げるようになります。特に知っておきたい『クラップス』の攻略法について、詳しく解説するので参考にしてください。
各ナンバーの当選確率をデータで知ろう
サイコロの出目のパターンは全部で36通りあります。出目の合計は2~12の11パターンがあり、それぞれの組み合わせの内訳と出現確率は以下の通りです。
出目合計 | 的中パターン数 | 出現確率 |
---|---|---|
2 | 1パターン | 2.78% |
3 | 2パターン | 5.56% |
4 | 3パターン | 8.33% |
5 | 4パターン | 11.11% |
6 | 5パターン | 13.89% |
7 | 6パターン | 16.67% |
8 | 5パターン | 13.89% |
9 | 4パターン | 11.11% |
10 | 3パターン | 8.33% |
11 | 2パターン | 5.56% |
12 | 1パターン | 2.78% |
5以上9以下の出現確率が特に高くなるということは頭に入れておくと良いでしょう。
攻略法①迷ったらパスラインorカムに賭けておく
出現率で見れば7が圧倒的に高くなっています。したがって、迷ったら7が的中ナンバーとなるパスラインもしくはカムに賭けておくのがおすすめです。『クラップス』では賭けを的中させない限り配当は出ないので、とにかく的中率の高さを重視して賭け内容を決定しましょう。
攻略法②控除率0%のお得なオッズベットは積極的に賭ける
ポイントロール段階におけるオッズベットは、胴元の控除がない非常にお得な賭け方です。したがってパスライン、ドントパス、カム、ドントカムのいずれかで前回までに賭けていた場合は、積極的にオッズベットで賭け金額を上乗せしましょう。
「還元率100%」というオンラインカジノ業界における唯一のお得なチャンスを活用しない手はありません。
攻略法③大勝は難しいのでボーナス消化やリベート稼ぎのためにプレイする
『クラップス』は最大でも31倍配当しか出ません。他のライブゲームに比べると圧倒的に爆発力に欠けているので、基本的にはコツコツと資金を増やすことをおすすめします。
また大勝の可能性が低い一方で大負けの可能性も低いので、ボーナス消化やリベート稼ぎの目的でプレイするのもおすすめです。ボーナス消化率は低めに設定されていることも多いものの、オッズベットやポイントロールでの追加ベットを活用しながら賭けていれば、意外と効率よくボーナス条件を消化できます。
クラップスまとめ
本記事ではEvolution Gamingの『クラップス』というライブゲームについて詳しく解説しました。『クラップス』は還元率が99%台、さらにポイントロールでのオッズベットは還元率100%ということで他のライブゲームに比べても圧倒的に勝ちやすいのが魅力です。
ルールこそ少し難しいものの、勝ちやすさを考慮すると苦労してルールを覚えるだけの価値は十分にあると言えます。難しさを感じるうちは、とりあえず的中率が最も高い7を的中ナンバーとする「パスライン」と「カム」に賭けておくのがおすすめです。
資金が安定しやすいという性質を考慮すると、ボーナスの条件消化やリベート稼ぎ目的でプレイするという方法もあります。