オンラインカジノの本人確認の重要性と必要な書類について
オンラインカジノではそれぞれタイミングは異なるものの本人確認(KYC)が何度か実施されることが大半です。それは入出金を安全に行うためというプレイヤー側に対する利点のほか、あらゆる不正が行われないか確認する運営側のメリットも兼ね備えた大切な事務処理となります。
どのタイミングで本人確認(KYC)が行われて、なぜそれが必要なのかを知っておくことはオンラインカジノを安心してプレイするにあたり大切な知識となるのでは無いでしょうか?
そこでこの記事では
- オンラインカジノの本人確認(KYC)とは
- 本人確認(KYC)が必要な理由
- 本人確認(KYC)で必要な書類と提出方法
などの項目を中心に本人確認(KYC)とはどういうもので、いつ必要なのか、また本人確認が必要な理由についても学んでいきます。本人確認に必要な書類についてや、最後には本人確認不要のオンラインカジノも紹介していますので参考にしてみてください。
オンラインカジノの本人確認の重要性
オンラインカジノをプレイしているのが間違いなく本人であることの証明となるのが本人確認、またはKYC(Know Your Customer)といわれる書類確認全般になります。オンラインカジノではプレイヤーが安全にプレイできるように、そして不正が行われないために標準的にこの本人確認が行われています。
カジノを合法とする政府や国からのライセンスの取得がオンラインカジノには必須ですが、そのライセンスを維持するためには、発行政府や国の定めた審査を通過する必要があります。その審査基準の中に本人確認(KYC)が義務付けられており、オンラインカジノを犯罪に利用されていないかの判断基準としているのです。
本人確認が必要な理由
上記でお伝えしたように、それぞれのオンラインカジノでは年齢制限や利用禁止地域などが設けられて犯罪に加担できない仕組みとなっています。つまり年齢などを詐称して登録しても本人確認(KYC)の段階でバレることから正確な情報を登録してプレイする必要があるのです。
またオンラインカジノではマネーロンダリングなどの犯罪を防ぐために登録した本人名義以外の入出金はできないようになっています。ですからプレイヤー側がスムーズに入出金できるために、そしてオンラインカジノ側は犯罪行為を防ぐという観点から本人確認(KYC)は必要なことなのです。
オンラインカジノの本人確認に必要な書類は基本的に2種類
本人確認(KYC)を行うにあたり必要な書類は身分証と住所確認書類の2種類、場合によりセルフィなどが求められることもあります。オンラインカジノによっては入金証明の画像を必要とするところもあります。ここからはvの本人確認(KYC)に必要な書類について見ていきましょう。
身分証明書
本人確認書類の身分証は顔写真付きの以下の様なものが代表的な書類となります。氏名、生年月日の他、書類が有効期限内のものかわかる必要があります。
本人確認書類として認められるのは、以下のような顔写真付きの身分証となります。
- 運転免許証
- 写真付き住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- パスポート
有効期限が切れている場合は更新を終えてから提出する必要かあります。
健康保険証など顔写真のない身分証でもオンラインカジノによっては身分証の横で顔写真を撮っての提出を認めているところもあります。ですから顔写真付きの身分証が無い方は利用したいオンラインカジノの規約を再度確認するかサポートに連絡してこの件について尋ねてみることも有効な手段です。
住所確認用書類
住所確認書類には、以下の書類を使うことができます。
- 住民票
- 電気・ガス・水道など公共料金の請求書(本人名義のもの)
- クレジットカードの利用明細書
どれも氏名と現住所、そして発行日が明記されているものでなければなりません。多くのオンラインカジノでは上書確認書類を発行から3〜6ヶ月以内のものと定めていますから、その点の注意が必要となるでしょう。
もし最近のこれらの書類を全て処分してしまっているのであれば住民票を取ることが最も確かな住所確認書類となります。
場合によりセルフィやその他書類が必要なケースもある
オンラインカジノによっては顔写真の自撮りであるセルフィを要求してくる場所もあります。その際は各オンラインカジノの指定の方法でセルフィを撮り提出しましょう。セルフィは加工されているものを有効とされませんから、アプリなどは使わず、無加工のものを提出するようにしましょう。
クレジットカードを使う場合はスクリーンショットが必須
もし入金手段としてクレジットカードを使用したならば、その画像も必要となります。注意点としては裏面に署名を忘れずにして表と裏の写真をオンカジ側の指定通りに撮影し、提出することが求められます。
またセキュリティの観点からクレジットカードの表面、最初の6桁と最後の4桁以外の数字と裏面のセキュリティコードは隠した状態で撮影することが必須となります。
オンラインカジノで本人確認が求められるタイミング
オンラインカジノで本人確認(KYC)が必要となるタイミングはそれぞれのオンラインカジノで異なりますが、以下のタイミングで多く本人確認(KYC)が必要となりますから覚えておきましょう。その基本パターンは4つです。
- 1.入金不要ボーナスで勝利金を獲得した場合
- 2.その勝利金を初めて出金しようとする場合
- 3.出金額が規定額(平均2000ドル程度)を超えた場合
- 4.本人確認の有効期限が切れた場合
さらに結婚などにより苗字が変更された場合も本人確認(KYC)が求められることがあります。その際には速やかに本人確認(KYC)をすることで出金トラブルなどを避けることができますから迅速に対応しましょう。
オンラインカジノの本人確認書類の撮影方法
オンラインカジノの本人確認書類は適当に撮って提出すると再提出を要求されてしまいます。ですから文字は見やすく手ブレもなく、反射がないことはどれも必須となります。本人確認書類がどうしても上手に撮影できない時は、撮影環境を変えて書類を綺麗に撮影して提出することが推奨されます。
コツとしては本人確認書類をスキャンするのではなく、加工などはせずに携帯内のカメラで撮影することが挙げられます。
身分証明書の撮影方法
本人確認書類である身分証明書は、まず四隅がしっかり規定の枠に入っていることが必須です。さらにぼやけていたり反射して文字が見にくいなどの場合には再提出を要求されてしまいますから、撮影環境を考えてそれらの課題が解決できる撮り方が必要となります。
また顔写真は必須なので隠さず、加工せずに提出しましょう。身分証明書の両面を一枚に繋げる加工なども不要です。免許証を身分証明書として使用する際には裏面になんの記載がなくても両面を撮影して一枚づつ送付することを心掛けてください。
住所確認書類の撮影方法
住所確認書類も四隅がしっかり写るようにすることが必要です。前述のように住所確認書類は3〜6ヶ月以内のもので登録者本人の名前が記載されているものに限ります。また書類が折りたたまれている状態では住所確認書類として受け付けられないようですから、書類は広げた状態で撮影して提出しましょう。
セルフィやその他書類の撮影方法
自分自身の顔写真を自撮りするセルフィも最近では提出を求めるオンラインカジノが増えてきています。こちらも他の本人確認書類同様に指定の枠に収まるように撮影し、手ブレや反射がないように気をつける必要があります。写真が暗くなってしまう場合などは撮影環境を変えて、アプリを使用することなくセルフィを完成させて提出しましょう。
クレジットカードの撮影方法
入金手段としてクレジットカードを利用した場合は、そのクレジットカードの画像も提出を要求されることになります。他の本人確認書類同様に四隅を枠に入れて、手ブレや反射がないように必要情報を写すことが求められます。
注意点として先にお伝えした通り、クレジットカード表面の最初の6桁と最後の4桁以外の数字と裏面のセキュリティコードは隠して撮影することです。なお必要の無い番号を隠すにはアプリを使うのではなく、付箋などの紙で隠すことが望ましく、反射を避けるためフラッシュは使わないほうが良いでしょう。
オンラインカジノで本人確認書類の提出方法
本人確認書類の提出方法は、主に以下の3通りです。
- 各オンラインカジノで用意されているアップロードから提出
- ライブチャットで提出
- サポートにメールで添付で提出
それぞれを解説していきます。
各オンラインカジノで用意されているアップローダーから提出
オンラインカジノによっては各サイトにアカウント認証のページがあり、そのサイトから用意されたアップローダーで直接本人確認書類を添付して提出することができるようになっています。指示通りに進めれば直感的に画像をアップロードできる仕組みとなっていますから間違いを起こさずに本人確認(KYC)を行うことができるでしょう。
ライブチャットで提出
これもオンラインカジノによっては、ライブチャットで本人確認書類の提出方法の案内を受けながら書類を提出することも可能となっています。ライブチャットですからその都度わからない課題をクリアできてとても簡単に本人確認書類を提出することができます。
サポートへメールに添付で提出
ほとんどのオンラインカジノではアカウント認証の専用メールアドレスがありそこへの書類の送付で本人確認(KYC)を完了することは可能となっていますが、万が一そのアカウント認証専用アドレスに不具合があった場合などにはサポートに直接本人確認書類を添付して送付すれば受け付けてもらえることがほとんどのようです。写真の容量が大きい場合は身分証、住所確認書類、他書類と分けて複数回サポートにメールを送付することで本人確認書類はオンラインカジノ側に無事届くはずです。
オンラインカジノで本人確認にかかる平均的な日数
オンラインカジノで本人確認(KYC)の審査にかかる平均的な日数は1日から4日とされています。混雑時にはもう少し時間がかかってしまうこともありますから、問題の無い出金をするためにもなるべく早く本人確認(KYC)を完了させておくことが推奨されます。
アカウントの認証が終わるとオンラインカジノ側からメールが届きますが、あまりにも長い時間がかかっている場合は手続きに不備があるか、正常に本人確認(KYC)が行われなかったことが予想されますから、サポートに連絡して状況を把握して対応しましょう。最も早いところでは数分で完了するケースもあります。
オンラインカジノの本人確認のまとめ
この記事ではオンラインカジノの要所要所で必要となる本人確認(KYC)とはどのようなもので、なぜ本人確認(KYC)が必要であるのかの重要性、そしてオンラインカジノの本人確認に必要な本人確認書類とその提出方法から本人確認(KYC)が必要ないオンラインカジノのご紹介をしてきました。
オンラインカジノの本人確認(KYC)を実施することでスムーズな入出金ができるメリットがプレイヤー側にあるとともに、オンラインカジノの運営側にとっては犯罪にオンラインカジノが利用されていないかを審査する上で非常に重要なこととなります。
仮想通貨に特化したオンラインカジノであればその匿名性と安全性から本人確認(KYC)無しで安心してプレイもできるようになっていますから、そのようなオンラインカジノを見つけて本人確認(KYC)の煩わしさ無しにオンラインカジノをプレイするのも楽しみ方に幅を出す1つの手段です。