


ハッピスター、ツインカジノ、ロイヤルムーン・・・最近、日本市場からの撤退が続いています。昨今のオンラインカジノへのネガティブキャンペーンもあり、ネットではいろいろな理由が書かれていますが、現地社員ロッカが本当の理由をお知らせします。
オンカジが撤退する理由
要は、
儲かっていない
っていうことです(苦笑)
ギャンブル系の会社の真髄は「お金儲け」(まぁ、どこの企業もそうですが)。
お金が好きな人たちが集まって始めてますから。儲かってたらどんなことをしてでも経営を続ける訳で。
「日本市場は儲からないのか?」
・・・というと、そういう訳ではまったくなく。ここから3つの点にしぼって説明します!
オンカジが撤退する理由(1)調査不足/投資家の判断
日本を代表するベラジョンの成功はオンラインカジノ業界でも知られており、日本を分かっていない会社が「サイトを日本語に訳すだけで儲かるんでしょ?」レベルで参入し、参入した後に「うわ、日本市場は思ったより大変だった」で撤退するパターンです。この理由での撤退がほとんどかと思います。
特に、社長が雇われの場合(投資家や株主がいる場合)、売上の金額だけで判断をされるため、「日本は思ったより儲からない」で投資家が撤退したり日本閉鎖を決めることはよくあります。
オンカジが撤退する理由(2)良い日本語カントリーマネージャーが見つからない
「オンラインカジノを知ってて、日本のビジネスを知っていて、英語も話せて、合法の国から働いている日本語カントリーマネージャー」って、本当に少ないのです。多分、世界でも5〜7人ぐらいではないのでしょうか??
オンカジのカスタマーサポートやEvolutionの日本語ライブディーラー経験者が、「日本語が話せて業界経験がある」という理由だけでカントリーマネージャーになるのはよくある話(失礼!ちゃんとした方もいるのですが)。結局、そういう人がマネージャーになっても、会社の通訳者状態で、日本市場の戦略を作れず、1年ぐらいでクビに・・・。それで日本人がいないから、また経験のない人が採用されたり、日本人以外が担当することになったり・・・。
結局、売上が伸びない・・・という道になるのです。
オンカジが撤退する理由(3)システムの再構築に思ったよりコストがかかる
これ以外にある話なのですが、システムに致命的なエラーがあり、再度システム構築になった場合、思ったよりコストがかかるということで、閉鎖になることもあります。いろいろ噂されましたが、日本で人気のあった「まね吉」のサイト閉鎖もこれが原因だったようです。
・・・ただこれも。まね吉が儲かっていれば、上の人たちもブランドの継続を決めていたでしょう。
最後に。今後日本にする進出するオンカジは少なくなる?
日本市場への進出はやや減るとは思いますが、まったくなくなるとは思いません。
人間ですから。人の失敗を見ても「いや、うちは大丈夫」というポジティブ思考(=何も考えていない系)はこの業界に多いです(笑)
あと、日本市場の現在の状況は大変ですが、オンカジ経営は日本よりも大変な市場を経験していますからね。キーは「どうやって良い日本語スタッフを確保して、売上をだすか?」っていうところになるのかな、って思います。
ロッカでした!
日本語できるスタッフの確保が出来ていないカジノはちょいと怖いって感じますねw
情報ありがとうございまーす!
謎解明ありがとうございます!
何か政治的な背景とかこわーいアンダーグラウンド的な事かと思ってましたw
でもロッカさんの言う通り利益が出ないとか思ってた程売上が見込めないとかだとどの会社も一緒ですからね!
逆を言えば好きなオンカジサイトを使い続けるのも撤退しない可能性が高まるかもしれないですね✨
みなさん、返信ありがとうございます!
ギャンブルサイトは、様々な業種の中でも、ビジネスをオープンしやすいと思います。最近は、パッケージで売られていることも多いので(システムにカジノゲームやスポーツが入ってて、ライセンスまでついていることも)、お金さえあればすぐにオープンできるんですよね。
そんな簡単にオープンできるものだから、撤退も早いのかな、と思います。あと、そうは言っても日々のコストはすごいかかるので、その分「儲からない!」となった時の判断が早いのかな、と。
今日、たまたまカジノゴッズ(覚えていますか?)を運営していた会社で働いていた元社員と会ったのですが、あんな大きな会社でも(合計で確か12-15ブランドもっていたはず)、いきなりの解散宣言だったので・・・。資本主義って恐ろしい!
