オンラインカジノの詐欺に注意!実際にあった事例と危険なカジノの見分け方
オンラインカジノ通称オンカジの中には、残念ながら悪質カジノ業者も存在しており、過去にはたくさんの被害者が出ました。
自分の身は自分で守り、詐欺やイカサマの被害に遭わないようにオンカジを選ぶ必要があります。
本記事では、オンラインカジノで詐欺に遭わないために、以下内容を徹底解説します!
- オンラインカジノの詐欺の手口
- 過去に起きたオンラインカジノ詐欺の実例
- 悪質オンラインカジノの見分け方
最後まで読めば、注意すべきオンカジが理解できるので、自分の詐欺対策レベルがアップします。
純粋にオンラインカジノを楽しむために必ず知っておくべき内容なので、ぜひチェックしてください。
オンラインカジノで詐欺が起きる仕組み・手口を解説
オンラインカジノの詐欺には、様々な手口があります。
まずは詐欺行為の実態を把握しておきましょう。
ゲームの不正操作・イカサマ行為
- ベッド金額を上げると絶対負ける
- 不自然に負けが続く
- いくら投入しても勝てない
これは、カジノゲームのプログラムを不正に改ざんして、回収モードの状態になる詐欺です。
ユーザーはいくら注ぎ込んでも勝てず、大損して終わります。
これは、悪質カジノ業者が自らゲームを開発したり、配信されたカジノゲームを改ざんした場合に起きるイカサマです。
通常、ゲームプロバイダが配信するカジノゲームをプレイするので、カジノ業者は不正できませんが、不正ソフトウェアを作る実力がある業者なら起き得る事態ですね。
実際に、Casino Bar、Casino4acesなどで起きたとされる詐欺行為です。
勝利金を出金できない
- 出金したくてもエラーが出る
- サーバー落ちやバグが多くて出金操作できない
- 出金するために追加入金が必要といわれる
- 出金申請したのに振込されない
オンラインカジノの勝利金を出金できない詐欺も存在します。
運営に問い合わせても無反応だったり、返事が来るまで相当な時間がかかったりするので、諦めるしかない状態です。
また、「出金するために追加で○○ドル必要」と言われて入金したのに、結局まるごと出金できずに終わった事例もあります。
バグが多いカジノサイトも、操作が不安定で不正が横行している可能性があり信用できません。
実際に、Casino Neo Max、Casino On Airなどで起きたとされる詐欺行為です。
カジノフロンティアでは現地調査員のロッカがこのカジノは怪しい!やばい!という生の情報も暴露していますのでオンカジ掲示板の方もぜひチェックしてみてくださいね♪
サイトが閉鎖されて運営と連絡が取れない
- 突然サイトが閉鎖した
- 終了予告一切なし
- 残高があったのに払い出しできない
- 運営と連絡が取れない
- 急にログインできなくなった
突如カジノサイトが閉鎖され、残高の引き出しができず、運営とも連絡が取れないのは最悪の詐欺行為です。
何の前触れもなく閉鎖するため、ユーザーは資金の移動ができず、泣き寝入りするしかありません。
残高もろとも消えてしまうのでかなり悪質です。
実際にお台場カジノ、ココカジノなどで起きた詐欺行為です。
過去に起きた悪質オンラインカジノの詐欺・イカサマ行為を紹介
実際に、過去に起きてしまった悪質オンラインカジノの詐欺事件・イカサマ行為を紹介しましょう。
日本語対応のオンラインカジノでも発生しているので、意外と身近で詐欺が横行しているとわかります。
ココカジノ(2005年)
サービス開始年 | 2005年初め |
閉鎖年 | 2005年11月 |
詐欺内容 | ログイン不可のままサイト閉鎖 |
ライセンス | フィリピンライセンス(ファーストカガヤン) |
運営 | eastern Solution,LTD |
ココカジノは、サイトリニューアルしたと同時にログインできなくなり、2005年11月にサイトが閉鎖しました。
閉鎖前から出金拒否や遅延が頻繁に起きており、「資金繰りが危ないのでは…」と不信感を持つユーザーは多かったのです。
案の定、突然サイトは閉鎖して残高を引き出せないまま泣き寝入りとなりました。
サポート窓口も分からず、ユーザーは途方に暮れるしかありません。
現在なら入金先の口座情報や決済代行会社の情報を頼りに調査できるかもしれませんが、2005年はまだオンカジの認知度が低く、大きな話題とはならなかったのです。
お台場カジノ(2009年)
サービス開始年 | 2006年頃 |
閉鎖年 | 2009年8月 |
詐欺内容 | ログイン不可のままサイト閉鎖 |
ライセンス | フィリピンライセンス(ファーストカガヤン) |
ゲームプロバイダ | プレイテック |
お台場カジノ(ODAIBA CASINO)は、その名から分かる通り日本市場向けのオンカジでした。
2009年年初から払い戻しにかかる時間が遅くなり、同年8月には、サイトリニューアルと同時にログイン不可となります。
そのままサイトは閉鎖して、残高の払い戻しが不可能となってしまったのです。
サポートの対応は「プレイテックのシステム障害」とのことでしたが、その後サポートは音信不通となりました。
入金した残高や勝利金はもちろん戻らず、ユーザーは泣き寝入りの状態です。
スマートライブカジノ(2016年)
閉鎖年 | 2016年7月 |
詐欺内容 | ユーザーへ出金処理せず閉鎖 関係者への給与も払っていない噂 |
ライセンス | イギリスライセンス |
運営 | Smart Gaming Group オーナー:Kasim Garipoglu氏 |
スマートライブカジノは、ユーザーが逮捕された事件で有名です。
日本人ディーラーによって、日本時間に合わせてカジノが開かれていたこと、チャットで日本語で実況しながらプレイしていたことが違法賭博と判断されました。
しかし、スマートライブカジノ側の詐欺問題もその後話題となりました。
元社員の告発によれば、閉鎖の約1か月前から出金処理を全くせず、そのままサイト閉鎖しています。
半年以上前からオーナーによる破産手続きがされていたようで、社員への給料も未払いのままオーナーはすべてを踏み倒したのです。
様々な事件が混在していますが、一番悪質なのはこのオーナーかもしれません。
ちなみに、逮捕された日本人プレーヤーは単純賭博罪で略式起訴され、10~20万円の罰金刑となっています。
ドリームカジノ(2016年)
開始年月 | 2013年11月 |
閉鎖年月 | 2016年6月頃 |
詐欺内容 | ユーザーへ払い出しせずサイト閉鎖 |
ライセンス | キュラソーライセンス |
運営 | 大阪市内の運営者3名(全員有罪) |
ドリームカジノも日本人が絡む事件です。
サイト作成やユーザーサポートが大阪市内で行われていたため、運営者は常習賭博罪、常習賭博ほう助で有罪となりました。
懲役刑や罰金が科されたこともあり、事件後にはドリームカジノは閉鎖します。
もちろん、勝利金や入金分の払い出しは行われず、ユーザーは損失を抱えて泣き寝入りとなっています。
プレイヤーは逮捕こそされませんでしたが、払い出しされず損したまま後味の悪い結果となったです。
横綱カジノ(2021年)
開始年 | 2019年 |
閉鎖年月 | 2021年5月頃 |
詐欺内容 | 突然のアカウント停止、出金拒否、そのままサイト閉鎖 |
ライセンス | キュラソーライセンス |
運営 | Yokozuna B.V. |
比較的最近の事件としては、横綱カジノの突然閉鎖です。
名前からしてこちらも日本ユーザーに向けていた可能性があります。
2021年頃から急にアカウント停止や出金拒否が続き、サポートからの返信もない状態のまま5月末に突然サイトが閉鎖しました。
ツイッターやインスタグラムも削除されたため、ユーザーは連絡手段を絶たれてしまいます。
もちろん、勝利金や入金していた残高も持ち逃げの状態です。
オンカジの詐欺は近年でも頻繁に起きているため、いつ巻き込まれるかわかりません。
オンラインカジノで詐欺に遭わないため知っておくべき見分け方5選を解説
オンラインカジノで詐欺やイカサマの被害に遭わないため、必ず知っておきたい見分け方を解説します。
ここで解説する5つのポイントをすべてクリアする安全なオンカジでプレイしましょう。
信頼できるライセンスを取得しているか
マルタライセンス | キュラソーライセンス | カナワケライセンス | マン島ライセンス | |
概要 | マルタ共和国のマルタゲーミング委員会が発行したライセンス | オランダ領キュラソーで発行されるオンラインカジノで特に人気のライセンス | 決済手段の豊富さ、入出金のスピーディーさが特徴とされているライセンス | プレイヤー保護に力を入れており取得ハードルが高いライセンス |
取得カジノ | レオベガス、チェリーカジノ、カジノシークレット、ラッキーニッキー、プレイOJOなど | ベラジョンカジノ、ビットカジノ、優雅堂など | エルドアカジノなど | ポーカースターズ、カジビーなど |
オンラインカジノは、ライセンスを取得しないと運営できません。
上記のようなカジノライセンスを取得しているか、必ずチェックしましょう。
特に、マルタライセンスは厳しい監査や違法・詐欺行為の取り締まり、プレイヤーの本人確認などを徹底しているので、最も取得するのが難しいです。
例えば、レオベガスなら公式サイトの一番下にライセンス情報が記載されています。
クリックするとライセンスの詳細を確認できるので見てみてくださいね。
第三者機関による監査が入っているか
イーコグラ | オンラインゲームとソフトウェアのシステム認証を行うイギリスの大手監査機関 |
テクニカルシステムズテスティング | オンラインカジノソフトの公平性や技術を審査する機関 |
テュフラインランド | 製品サービスの検査認証、オンラインカジノゲームの認証を行うドイツの認証機関 |
オンラインカジノでは、上記のような第三者による監査が入っているかも確認ポイントです。
監査機関は、そのカジノが公正に運営されているか確認し、客観的に運営の質や不正がないかをチェックします。
ソフトウェアの監査機関は、主にゲームプロバイダで監査することが多いので、監査機関が入っているゲームプロバイダを採用しているオンラインカジノを選ぶことも重要です。
例えば、レオベガスにゲームを提供するマルチゲーミンググループは、スウェーデンの「Spelinspektionen(スペルインスペクショネン)」の監査により、ロトゲームの一部がスウェーデンの基準値に満たないと指摘を受けたことがあります。
定期的にこのような監査が行われて、詐欺やイカサマが起きないか調査されているオンラインカジノ・ゲームプロバイダを選びましょう。
信頼できるゲームプロバイダを採用しているか
ゲームプロバイダとは、オンラインカジノにゲームを提供している会社です。
ゲームの企画から製作まで行っており、オンラインカジノから使用料を受け取ることで運営しています。
オンラインカジノを選ぶときは、上記のプレイオジョのようなゲームプロバイダを公表しているサイトが望ましいですね。
特に、NetEntやMicrogaming、Playtechなどの大手ゲームプロバイダを採用していれば安心です。
ちなみに、ゲームプロバイダ側の報酬にユーザーの勝敗は関係ないので、詐欺やイカサマをする意味はありません。
ゲームプロバイダを一切公開していなかったり、オンラインカジノが独自で開発していたりする場合、まず詐欺やイカサマを疑ってみましょう。
運営元の記載があるか
オンラインカジノの運営元、運営会社情報がしっかり記載されているかも大切な見分け方です。
上記のクラウドベットの会社概要では、会社概要やライセンス情報、歴史などを確認できます。
ライセンスに登録した住所も、海外ですが確認可能です。
運営元に関する多くの情報が記載されていれば信頼できるオンラインカジノといえますね。
払い出し・出金の実績があるか
払い出しや出金の実績があるかも重要です。
詐欺を行うオンラインカジノは閉鎖の前に出金拒否や遅延が目立ちました。
そのような行為がないか、確認するのは実際の口コミを見るのがおすすめです。
クイーンカジノの評判どうなんだろう?
— パブロくん (@kVWMplEepris7kX) April 28, 2022
ビットカジノは割と出金毎回早いし、初の爆勝ち時100万出金時も個人認証求められたけどスムーズに確認、出金してくれたのに…大金稼ぎたい方は勝つ事も大切ですが【出金】できるか?も重要になりますよ。#クイーンカジノ #オンラインカジノ#カジノ #ネットカジノ
上記の口コミでは、ビットカジノは出金が早く、100万円出金時でもスムーズだったと評価が高いです。
最近の出金状況はどうなのか、遅延していないかと口コミから確認して、安全なオンラインカジノを見極めましょう。
安全なオンラインカジノの利用中でも、適度に出金してカジノ側に資金を預けておかないようにしてください。
オンラインカジノの詐欺についてまとめ
この記事では、オンラインカジノの詐欺について、仕組みや手口、実際の詐欺事件、悪質カジノの見分け方を徹底解説しました。
近年でも詐欺行為をして夜逃げするオンラインカジノが存在するため、注意が必要だとわかりましたね。
最後に重要ポイントをもう一度振り返りましょう。
- 特に多い詐欺は出金拒否からのサイト閉鎖
- 詐欺に遭ったユーザーは連絡手段がなくなり泣き寝入りするしかない
- 優良オンラインカジノはライセンスや監査機関、ゲームプロバイダの情報を開示している
- ライセンス取得済みでも逃げるサイトは存在する
- 出金遅延が起こると怪しいので口コミから遅延情報をチェックすべき
上記のポイントを押さえて、健全なオンラインカジノを見極めましょう。
オンラインカジノで大金を稼いでも、運営が逃げるとすべて台無しなので絶対に避けたい事態です。
当サイトでは、優良なオンラインカジノを紹介しているので以下の記事もぜひチェックしてください。
ただし、いつ何が起きるか誰にも分からないので、資金管理や危機管理は必ず自身で行ってくださいね。